地域貢献の新たな形、和眞嘉傳が建物を譲渡した理由

和眞嘉傳株式会社が「山河の一雫」を譲渡

茨城県常陸太田市に本社を構える和眞嘉傳株式会社が、地域貢献を進める一環として、自社が所有していた建物「山河の一雫」を合同会社まったりーまどかに譲渡することを発表しました。この譲渡は2025年10月1日を予定しており、地域活性化のための新たな取り組みの一部とされています。

建物「山河の一雫」について

「山河の一雫」は、茨城県常陸太田市折橋町に所在し、地域の木材を活用した製品を提供する和眞嘉傳の重要な拠点でした。この建物は、同社が掲げる企業理念「日本の眞に嘉きひと・もの・ことを、発見・創造・伝える」に基づき、地域との繋がりを深める活動を促進する役割を持っていました。

譲渡の目的

和眞嘉傳は、合同会社まったりーまどかが目指す地域活性化のための事業に対し強い共感を覚え、その支援すべく譲渡を決断しました。まったりーまどかは、譲渡した建物を宿泊やイベント開催のための施設として活用し、地域のニーズに応えた事業展開を計画しています。

今後の展望

譲渡後も和眞嘉傳は、「三方良し」を基準に社会に良い影響を与える情報やサービスの提供を続ける方針です。また、従来「山河の一雫」で行われていた「小さな商い学校」や「漢方講座」などの内容は、オンラインコミュニティとして継続し、これからも多くの人々にアクセス可能な形で提供することを計画しています。これにより、地域の方々との絆をさらに強化していくことが期待されます。

和眞嘉傳株式会社と合同会社まったりーまどかの紹介

和眞嘉傳株式会社は2018年に設立され、マーケティングやコンサルティング事業を主軸に活動を行っています。なかでも地域の資源を活かし、地元に根付いたビジネスモデルの構築を進めています。

一方、合同会社まったりーまどかは、2025年に設立された比較的新しい会社で、地域活性化を目的とした多様な事業展開を計画しています。両社のコラボレーションにより、地域の未来が一層明るくなることでしょう。