テラオ株式会社の業務改善事例
最近、卸売業を営むテラオ株式会社が新たに導入したサービス『Robo派遣』が注目を集めています。この取り組みは、自体サイトおよびECサイトでの自転車部品販売に従事している同社が、業務プロセスの自動化を実現し、少ない人数で効率的な業務運営を目指すものです。
導入の背景と課題
テラオ株式会社は、社長の寺尾優美氏をはじめとする少人数のチームでお客様のニーズに応える体制を整えていました。しかし、人手不足が深刻になり、業務の継続が危ぶまれる状況に直面しました。2019年にはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツール「Autoジョブ名人」を導入したものの、開発・運用は寺尾社長の一人に依存していたため、限界が訪れたのです。新たなスクリプトの開発やエラーの修正には多くの時間がかかり、本来の業務に集中できない状態でした。
そこで、ユーザックシステムから提案された『Robo派遣』という新サービスの導入を検討することになりました。このサービスは、プロが開発したスクリプトを用いることで、初期費用が0円で提供されるため、コスト面での懸念も解消されます。実際の料金は業務ごとに月5,000円となっており、非常に導入しやすい価格設定が魅力です。
新たなサービスの導入
『Robo派遣』を採用することで、これまで社長が行っていた開発業務から解放され、業務効率が大幅に向上しました。具体的には、自動化したい業務を相談することでプロがスクリプトを開発するため、自社開発の余計な手間が省けます。稼働後もメンテナンスが含まれているため、エラーが発生しても安心です。結果として、月間の残業代や開発コストは大幅に削減され、すべての業務が円滑に運営できるようになりました。
導入後の成果
『Robo派遣』導入後、業務のやり方が変わり、特に注目すべきは業務経験のない新入社員でも業務をこなせるようになった点です。これにより、作業を分担しやすく、業務の効率化がさらに進んでいます。社長業務に注力できる時間も生まれ、本業に専念できるようになったことは、会社全体にプラスの影響を与えています。
寺尾社長のコメントによれば、以前はすべての開発・修正業務を一手に引き受けていたため、社員がエラーを起こした際には気を遣わせる面もありました。しかし今では、全てユーザックシステムのプロに任せることで、従業員が不安なく業務を進められる環境が整いました。その結果、エラー修正の手間も無くなり、業務をよりスムーズに進めることができています。
まとめ
テラオ株式会社の事例は、効率的な業務運営が求められる中小企業にとって、非常に参考になるものです。人手不足が深刻な時代にあって、『Robo派遣』のようなサービスは、業務の自動化を進めつつ、人材の確保の問題を解決する手助けとなるでしょう。今後も、同社の取り組みからは目が離せません。