電通コンサルティングが新しい局面へ、宮下剛氏の就任
株式会社電通コンサルティングが、2025年6月1日より、元デロイト トーマツ コンサルティングの執行役員である宮下剛氏をBX連携最高責任者およびシニアパートナーとして迎えることを発表しました。この採用は、同社が今後の成長を見据えて行う戦略の一環と位置づけられています。
宮下氏は、これまで多彩なキャリアを積んできた実力者です。まず、1993年にアンダーセンコンサルティング(現在はアクセンチュア)に入社し、その後IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社に移り、2013年にはデロイト トーマツ コンサルティングに加わりました。そこで宮下氏は、業界横断的なCRMサービスの立ち上げに貢献し、10年以上にわたって成長を牽引してきました。
彼の新たな役割では、特にCRM領域に焦点を当てた戦略立案やオペレーション変革、テクノロジー導入を掌握し、30年以上のコンサルティング経験を活かして、電通コンサルティングのサービスのさらなる拡充を期待されています。また、地方創生や社会課題解決、スポーツ分野での新たな価値創造に取り組む計画も立てられています。
宮下剛氏のこれまでの経歴
- - 1993年:アンダーセンコンサルティングに入社。
- - 2004年:IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社へ。
- - 2013年:デロイト トーマツ コンサルティングに入社、執行役員に就任。
- - 2020年:Deloitte Digital Japanのリードも兼務。
- - 2022年:CMO及びスポーツビジネスグループリードに就任。
- - 2024年:デロイト トーマツ デザイン メタ・マニエラの代表執行役に。
これらの経験は、彼が電通コンサルティングに新たな風をもたらす要因となるでしょう。特に、企業のニーズを深く理解し、ビジネスにおける持続的成長を促進する能力が彼には備わっています。
電通コンサルティングの今後のビジョン
電通コンサルティングは、企業と人々が抱える課題を探求し解決するパートナーとして、持続可能な成長を目指してます。彼らの目標は、本質的な課題を理解し、それをビジネスに公式化する実行力を備えた組織を作ることです。これを実現するために、社内外の異能を組み合わせて最適なソリューションを提供し、企業とともに成長することを重視しています。
宮下氏の就任は、電通グループで推進しているBX(Business Transformation)を強化し、新しいサービスの展開に寄与する重要なステップとされます。今後の動向が注目されるなか、宮下氏の手腕がどのように発揮されていくのか、業界内外の期待が高まっています。
このように、電通コンサルティングは新たな挑戦を迎え、宮下剛氏と共に未来のビジネス環境に対応していく姿勢を示しています。社会課題の解決に向けての新しい展開に、今後も目が離せません。