JR東日本とデフリンピック
2025-01-24 14:24:16

JR東日本がデフリンピック協賛契約を締結、共生社会の実現へ向けた新たな一歩

JR東日本がデフリンピック協賛契約を締結



2025年11月に日本で初めて開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」。この大会は耳が聞こえないアスリートたちのための国際総合スポーツ競技大会で、4年ごとに行われます。アスリートたちが活躍する場であり、同時に共生社会の実現にも大きな意味を持つ大会です。この度、JR東日本グループは東京都スポーツ文化事業団デフリンピック準備運営本部と12月26日に協賛契約を結びました。

デフリンピックについての理解



「デフリンピック」の名称は「デフ(耳がきこえない)」と「オリンピック」の合成語です。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催しており、今年の大会は100周年という特別な年に開催されることからも注目が集まります。約80ヵ国から参加する3,000人以上の選手が、陸上をはじめとする21競技で日の丸を背負って競い合います。この大会は、耳の聞こえないアスリートたちがスポーツの場でその才能を開花させる貴重な機会です。

JR東日本の取り組み



JR東日本は単に大会を支援するだけでなく、共生社会の実現を目指しています。そのため、協賛カテゴリーに「トータルサポートメンバー」として参画し、大会の周知を図るための広報活動やイベントにも取り組んでいきます。特に、主要駅や大会会場周辺に大量のポスターを掲出し、デフリンピックへの気運を醸成する施策に力を入れています。

また、JRの駅員や乗務員は大会バッジを着用し、来訪者に大会の情報を積極的に提供します。これにより、訪れる人々がデフリンピックについて知るきっかけを作り、興味を持ってもらうことを狙っています。

バリアフリーの推進



JR東日本は、施設面でのバリアフリーを進めるために、必要な設備の導入を検討しています。また、デフリンピックに向けたイベントなどを通じて、ハード・ソフト両方の面で支援を提供する意向を示しています。共生社会の実現に向けたこの取り組みは、地域全体の活性化にも寄与するでしょう。

地域との連携



JR東日本では、地域と協力して活気あるまちづくりを進めており、デフリンピックを契機にさらにその輪を広げていく方針です。地域住民や関係者とも連携しながら、すべての人が住みやすい社会を作るため、意識を高める活動を行っていきます。

このデフリンピックを通じて、日本全体が共生社会の実現に向けて新たな一歩を踏み出すことを期待しています。これからの活動に注目が集まります。


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会社情報

会社名
東日本旅客鉄道株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル
電話番号

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