アイサンテクノロジーが開発するロボット協調運行システム
愛知県名古屋市に本社を置くアイサンテクノロジー株式会社は、デジタル庁が進める「複数モビリティの分散協調運行基盤等の在り方に関する実証調査研究」に参画し、サービスロボットによる協調運行をサポートする基盤技術の開発を行っています。この取り組みは、2026年にけいはんな学研都市および京都リサーチパーク地区で行われる実証実験に向けて進められており、安全で円滑なロボット運行を実現することを目的としています。
実証実験の概要
実証実験は2026年2月2日から3日の2日間、けいはんなプラザにて行われます。この実験では、複数のメーカーから提供されたサービスロボットが、建物内外で連携しながら協調運行を行うためのシステムが構築されます。
アイサンテクノロジーは、この実証実験においてロボット運行を支える運行管理システムの構築・提供を担当します。このシステムでは、異なるメーカーのロボットがデータを共有しあい、各ロボットの位置情報や属性情報を一元的に管理することが求められています。
画期的な基盤技術の詳細
アイサンが開発した運行管理システムの核心は、4次元時空間情報技術の活用にあります。このシステムでは、「空間ID」に基づいてロボットの位置を把握し、これによりスムーズな協調運行が可能になります。特に渡り廊下やスロープ、屋外空間においても、異なる機種のロボットが安全に走行できることが求められており、アイサンテクノロジーの技術がまさにその解決策となります。
この技術により、例えばフードデリバリーサービスを提供するロボットが、他のロボットや人との間で安全な動作を行うことが可能になります。また、協調運行を行うことで、サービスの効率が向上するだけでなく、運行中のリスクも軽減されます。
今後の展開と期待
今後、アイサンテクノロジーはこの基盤技術を活かして多様なユースケースの展開を目指しています。例えば、さまざまな業種でのサービスロボットの導入が進む中で、介護や医療、商業施設など、幅広い分野において安全な協調運行が実現できるようサポートしていく計画です。
今回の実証実験は、一般社団法人京都スマートシティ推進協議会の主体となる共同実証の一環として行われます。アイサンテクノロジーは、その中核技術を担う企業の一つとして参画し、今後のロボット技術の発展に寄与することが期待されています。
詳しい情報は京都府のプレスリリースをチェックしてみてください。