岡山大学が研究称号を贈呈
2026-01-25 12:48:19

岡山大学が大槻准教授らに研究称号を付与 - 未来の科学を切り拓く

岡山大学が研究称号を授与


2026年1月25日、岡山大学において大槻純也准教授と加来田博貴准教授に「研究教授」の称号が贈られ、さらに諏澤憲助教にも「研究准教授」の称号が付与されました。この式典では学長の那須保友から認定証が授与され、受賞者たちの研究内容について詳しい紹介が行われました。

大槻純也准教授の研究


大槻准教授は、物質の「非対称性」により新しい機能を持つ物質を理論的に導き出す研究に取り組んでいます。結晶中の電子は通常、対称性を持っていますが、この対称性が崩れることで新たな機能が発現することがあるのです。大槻准教授は、「拡張多極子」という概念を用い、結晶中の(非)対称性を網羅的に記述する基礎理論を構築し、計算手法の確立を目指しています。この研究の進展により、磁性や超伝導材料の物質設計が実現され、未来のテクノロジーを支える新しい材料の開発が期待されています。

加来田博貴准教授の研究


加来田准教授の研究は、がん予防と悪化防止を目的にしています。他の疾患、特に糖尿病や炎症とがんの関連性に着目し、新たな化合物創出のために「レチノイドX受容体(RXR)」を標的とした研究を行っています。彼は細胞中のRXRの動きをリアルタイムで観察できる技術を開発し、この技術は新薬の開発や病気の原因解明に寄与すると期待されています。また、AIを活用した創薬の試みも進めており、難治性疾患への応用も期待されています。

諏澤憲助教の研究


諏澤准教授は、がん治療における免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の効果を高める研究を進めています。ICIはがん細胞に対する免疫働きを促進する薬剤であり、特に周術期治療での効果が注目されています。しかし、ICIの効果は個々の患者によって異なるため、効果を持続させる特徴を調査しています。彼は、ICI治療による成功率向上を目指し、腫瘍特異的T細胞の活性化を促す新しい治療法の開発にも取り組んでいます。

これらの研究は地域の医療や健康に大いに寄与することが期待されており、岡山大学の研究者たちの継続的な活動に期待が寄せられています。

岡山大学の未来


岡山大学では、2018年度から「研究教授」の称号と研究支援制度を設けて、若手研究者を支援しています。さらなる研究の充実と拡大が求められる中、地域に根差した特色のある研究大学として成長しています。

今後も岡山大学の取り組みから目が離せません。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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