次世代事業の模索
2024-10-09 13:25:04

長瀬産業とハイレゾが資本業務提携を発表、次世代事業を模索する新たな一歩

長瀬産業とハイレゾが資本業務提携を結ぶ



2024年10月9日、長瀬産業株式会社(以降、長瀬産業)は株式会社ハイレゾ(以降、ハイレゾ)との資本業務提携を発表しました。この提携は、次世代の事業開発に向けた新たな基盤を構築することを目的としており、両社の相互の強みを生かした取り組みが期待されています。

長瀬産業は東京都千代田区に本社を構え、商社、製造、研究開発といったさまざまな機能を持つ企業です。中期経営計画「ACE 2.0」に基づき、「基盤」「注力」「育成」「改善」の4つの領域を掲げており、今回はその育成領域においてハイレゾと手を組みます。このような投資活動は、新しい技術やサービスを取り入れることで、独自の市場ニーズを満たす事業を模索するための戦略の一環です。

一方、ハイレゾは佐賀県に本社を置き、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開している国内クラウド事業者です。機械学習やCAD、BIM、画像生成といったさまざまな領域でハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)を行っており、今後は長瀬産業からの出資を受け、生成AI技術を駆使したサービスの強化に取り組む予定です。具体的には、「GPUSOROBAN」に加え、ブラウザから直接利用できる画像生成AIサービス「PICSOROBAN」の開発が行われるとのことです。

長瀬産業は、既存の事業とは異なる視点から新たな事業を創出することを目指し、2023年からコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)の活用を開始しました。これはスタートアップ企業への投資を通じて、新しいビジネスモデルを追求するための方法です。ハイレゾとの提携を通じて、長瀬産業は生成AIやHPCに関するナレッジを獲得し、これを基にした新たな事業創出を図ろうとしています。

NAGASEグループは「ものづくりの課題を素材を通じて解決する」企業として、今後も新しい価値を提供し続けることが期待されています。消費者や企業が抱えるさまざまな問題を解決するために、長瀬産業にはさらなる飛躍が求められます。

ハイレゾについての概要


  • - 社名:株式会社ハイレゾ
  • - 所在地:佐賀県東松浦郡玄海町諸浦106-1
  • - 東京本社:東京都新宿区市谷田町3丁目24-1
  • - 代表者:代表取締役 志倉 喜幸
  • - 事業概要:HPC向けGPUクラウドの運営
  • - 公式サイト高解像度

この提携がもたらす未来の展望や、両社が生み出す新たな技術に注目です。今後の動向に目が離せません。

会社情報

会社名
長瀬産業
住所
電話番号

トピックス(経済)

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