関西のスタートアップ支援を行うNPO法人生態会が100名の寄付者を達成
関西圏のスタートアップ支援を行っている特定非営利活動法人、NPO法人生態会が、2024年10月から2025年9月までの期間に寄付者100名を達成しました。この喜ばしい成果を受け、11月12日と29日の二日間にわたり「寄付者100名達成!報告会」を開催し、総勢45名が参加しました。
初のチャリティーオークションが大盛況
報告会では、初めて実施されたチャリティーオークションも際立って盛り上がりました。特に、副理事長の岩田氏によるスタートアップ向けのメンタリングプログラムが人気を集め、多数の入札がありました。このオークションで arrecadado(得られた収益)は、関西地域のスタートアップ・エコシステムを形成するための貴重な活動資金として活用される予定です。
寄付者から寄せられた声
報告会には、多くの寄付者からの感謝の声も寄せられました。株式会社Monozukuri Venturesの牧野成将さんは、NPO法人生態会の設立に関する経緯や、コワーキングスペース設立の経験を振り返り、スタートアップへの継続的な応援の重要性を強調しました。
また、株式会社Planetary Wellnessの山口頂さんも、生態会からの取材のきっかけで新たなネットワークが生まれたと語り、スタートアップ支援の意義を語りました。
中小企業診断士の森令子さんは、生態会との関わりから、関西のスタートアップが直面する課題に直に触れる機会を得たと述べ、エコシステムの形成のためにさらなる努力を求める意見も伝えました。
新たなプロジェクトが始動!
報告会では参加者から様々なアイデアが提案され、生態会の今後の活動に向けた意見が交換されました。例えば、スタートアップが地域に貢献するイベントや、経営者合宿、学生向けのシリコンバレー視察ツアー、起業成功者と連携したプログラムなどが挙げられました。これらのアイデアが具体的なプロジェクトとして発展し、2026年に向けて実施される予定です。
認定NPO法人取得に向けた継続的な取り組み
生態会は2028年に設立10周年を迎え、認定NPO法人の取得を目指しています。それには、社会的な支持を示すために100人以上の寄付者を2年間にわたり集めることが求められます。本年度も、引き続き寄付者を募り、温かい支援をお願いするし、それによって関西のスタートアップ・エコシステムをさらに育てていく方針です。
経営理念の重要性
理事長のアレン・マイナー氏は、「生態会は、目立つことよりも継続的な取り組みを重視している」と語ります。230社以上へのインタビューや寄付者の支援の成果が見える形で表れ、関西のスタートアップエコシステムへの貢献が期待されています。今後も、地道に努力を重ねて成長を図ることで、スタートアップ支援に情熱を注いでいく所存です。生態会は、高い理想を掲げながらも、地味で堅実な活動を続けていくことを誓います。これからも地域の支援を心よりお願い申し上げます。