ワールドグループの挑戦:オープンカンパニー開催レポート
2025年7月30日、東京・ワールド北青山ビルにて、新たな才能を迎え入れるための「ワールドグループ オープンカンパニー」が開催されました。このイベントは、2027年4月入社を予定している学生を対象にしたもので、アパレル・ファッション業界への理解を深め、さらには多様なキャリアの選択肢を広げることを目指しています。
イベントの概要
この日、209名の学生が参加し、業界研究と仕事理解の2つのセッションを通じて、ワールドグループの多彩な事業内容に触れました。基調講演では、(株)ワールドストアパートナーズの尾関社長が、同社の主要な事業である「ブランド事業」「デジタル事業」「プラットフォーム事業」の概要について詳しく解説しました。特に、最近の再生投資事業やBtoB事業の成長戦略についての業界動向も共有され、参加者たちの興味を引きました。
質問タイムと参加者の反応
質疑応答の時間では、海外事業についての関心も高まり、具体的なキャリアパスやその活躍の場に関する質問が多く寄せられました。参加者の皆さんは、ワールドグループが目指す人材像や、業界の変化に対応するためのスキルへの理解を深める機会を得ました。
仕事理解セッション
2つ目のセッションでは、企画(MD)、生産・商品供給、EC、販売の4つのブースが設けられ、各ブースに先輩社員が登壇しました。
- - 企画(MD):このブースでは、MDの役割について詳しく説明が行われ、商品の企画から販売計画までの流れを紹介。入社5年目の社員が自身の経験談を交え、MD職の魅力を語りました。
- - 生産・商品供給:エムシーファッション社の入社2年目社員が、商社を選んだ理由や自身の就職活動体験についてシェア。繊維商社のビジネスモデルやODMの流れについても触れました。
- - EC:デジタルマーケターが、ブランドのオンライン戦略やSNS活用法について説明し、実際の業務の現場を紹介。社員の経験談と共に、リアルなEC運営の工夫を教えてくれました。
- - 販売:ドレッサー(販売職)としての接客業務の魅力について、ブランドの顔としてファンをつくる秘訣などを語りました。
次回のイベント
8月19日にはワールド神戸本社でもワークショップが開催され、120名の学生が参加。社員による講義とディスカッションを通じて、服をお客様に届けるために必要な共同作業の重要性を学びました。
まとめ
「ワールドグループ オープンカンパニー」は、参加者に業界や企業について多角的に理解を促し、キャリアビジョンを育む大きな機会を提供しています。今後も学生たちが選択できる多様なキャリア路を開拓できるよう、同グループは企業理解や職業支援の機会をさらに充実させていく意向を示しています。