能登地震の支援
2024-01-11 15:00:47
能登地震に見舞われた精神障がい者を支援するグループホーム提供
令和6年の能登半島地震は、地域に深刻な影響を与えました。この地震で多くの人々が避難を余儀なくされ、特に精神障がいを持つ方々は、避難所で生活することに対し様々な不安を抱えています。そこで、就労支援などを行うReSowホールディングス株式会社が、グループホームの空室を被災した精神障がい者に提供する新たな支援活動を開始しました。
支援の背景
大地震が及ぼした影響は計り知れず、自宅が全壊したり、避難所に避難するのが難しい方々が多くいます。特に、精神障がいを持つ人々は、その特性から避難所で他のヒトと過ごすことに不安を覚え、「迷惑をかけるから避難所に行けない」と考える方が少なくありません。石川県内では、避難所に29000人以上の人々が身を寄せていますが、支援がなければ生活ができない人も多いのです。
これに対し、市町村は一般避難所の他に福祉避難所を整備するように指示していますが、実際には全てが整備されているわけではなく、特に福祉避難所の開設が進んでいないのが現状です。これにより、精神障がい者の方々が安心できる場所を探すことは、さらに困難になっています。ReSowホールディングスはこうした状況を受け、被災者への支援を決定いたしました。
支援活動の具体的内容
1. グループホームの空室提供
ReSowホールディングスでは、被災した精神障がい者の方々に特別にグループホームの空室を用意することを決定しました。この取り組みは、避難所での生活が難しい方々に快適な住環境を提供することで、心の安定を図ることを目的としています。さらに、協力いただけるグループホームを同時に募集しています。
2. 住居の紹介
グループホームの空室が足りない場合には、障がい者に限らず、当事者やその家族への住宅相談も実施します。弊社提携の不動産会社が、無償での仲介を行なうことで、適切な住まいの確保をお手伝いします。
3. 新生活支援費用の提供
新しい住居に移る際の交通費や生活に必要な費用を支えるために、基金を設立し、被災者に支援金を提供します。これによって、転居の負担を軽減し、新たな生活をスタートするためのサポートを行ないます。
このように、ReSowホールディングスは地域の方々が安心して日常生活に戻れるよう、多角的な支援を展開してまいります。この活動の詳細は、公式ホームページやSNSを通じて随時お知らせします。
能登半島に住み、震災で被害のあった皆様が、一日でも早く元の生活を取り戻せることを心より願っております。また、今回の支援活動に対する温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ワンダーフレンズ
- 住所
- 大阪府大阪市中央区内本町1−1−10
- 電話番号
-
06-6648-1239