Tokyoの文化を発信
2019-11-01 13:40:01
東京の文化を発信!Tokyo Tokyo FESTIVAL「ニッポンの美Tokyoの心」報告
東京の文化を発信!Tokyo Tokyo FESTIVAL「ニッポンの美Tokyoの心」の詳細
2023年10月30日、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVAL」プロモーションイベント「ニッポンの美Tokyoの心」が、有楽町駅前の地上広場で開催されました。このイベントは、オリンピック・パラリンピックを控えた東京で、日本の文化的魅力を国内外に発信する目的で企画されました。
イベントのハイライト
イベントには、歌舞伎俳優の尾上松也や、著名な日本文学者ロバート・キャンベル、そして映画監督の大友啓史が参加し、それぞれの視点から日本文化について熱く語り合いました。
オープニングアクトでは、盆栽師の平尾成志氏と、三味線奏者の寂空 & YUJIによる新たなパフォーマンスが披露され、盆栽と津軽三味線を組み合わせたダイナミックな演奏が観客を魅了しました。このように、伝統をベースにした新しい表現に観客は興味津々でした。
また、会場では日本文化に親しむ体験コーナーも設けられ、特に隈取フェイスペイント体験が人気を集めていました。多くの外国人観光客が日本の伝統文化を楽しみ、イベント全体が和やかな雰囲気で進行しました。
トークセッションの見どころ
トークセッションの序盤で、Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13などの企画が紹介され、ロバート・キャンベル氏は「以前DANCE TRUCK TOKYOを見かけたが、とても楽しめた。次回も期待したい」と述べました。尾上松也氏は「子供たちが気軽に伝統芸能に触れる機会があることは素晴らしい」と感想を述べ、大友啓史氏は“まさゆめ”プロジェクトについて「発想が面白く、夢がある」と肯定しました。
トークセッションでは、歌舞伎のサブカルチャーとしての側面や、日本文化と西洋文化の違いについても議論されました。松也氏は、自身の見解として、「歌舞伎は新しい形の演劇で、当時はサブカルチャーみたいなものでしたが、今でも観客に親しみを持ってもらいたいと思っています」と語りました。
また、キャンベル氏が「見得(みえ)の表現は西洋には存在しない」と述べると、松也氏が具体的な演技を披露し、大きな拍手が送られました。大友監督も「歌舞伎は生で観ることができ、役者との距離が近いのが魅力」と話し、映像作品との違いに触れました。
これからのイベント情報
今後開催予定のイベント「DANCE TRUCK TOKYO」や「光と音のインスタレーション “Coded Field”」についても紹介され、観客は興味深そうに耳を傾けていました。DANCE TRUCKは、東京都内でモバイルパフォーマンスを行うもので、光や音を駆使した展示が展開される予定です。
総括
日本文化を深く理解し、体験できるこのイベントは、東京の文化的魅力を高める貴重な機会となりました。これからも多くの人に日本の素晴らしい文化に触れてもらうことを期待しています。Tokyo Tokyo FESTIVALは、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、さまざまな企画を展開し続けていくことでしょう。もっと多くの人々がこれらのイベントに参加し、その魅力を感じ取ることができますように。
会社情報
- 会社名
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公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
- 住所
- 東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
- 電話番号
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