TopoLogicの挑戦
2025-03-13 11:40:04

TopoLogicが選出されたJ-Startupプログラム紹介と新素材技術の展望

TopoLogicが経済産業省「J-Startup」に選出



TopoLogic株式会社は、東京都文京区に本社を構える研究開発型スタートアップ企業です。このたび、経済産業省が運営するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」に第5次選定企業として選出されました。このプログラムは、国内外で活躍する本格的なスタートアップを育成することを目的に、2018年に始まり、企業の成長を支援するためのさまざまなサポートが提供されています。

J-Startupプログラムの概要



「J-Startup」プログラムでは、事業の潜在力を持った企業が、業界の専門家やベンチャーキャピタリストの推薦を元に選ばれ、集中した支援を受けることができます。このプログラムの運営は経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が担っており、様々な支援内容にアクセスできるチャンスが与えられています。選定企業は、国内外の大規模イベントへの参加支援や、研究開発へのサポート、規制改革への対応など、多岐にわたる支援を受けます。

J-Startup Nightへの登壇



この選出を受けて、TopoLogicは「J-Startup Night」というイベントに参加します。このイベントは、選ばれたスタートアップ企業や大企業が集まり、各社の取り組みを発表する場です。TopoLogicからは、COOの伊藤悠氏がステージに立ち、ピッチを行う予定です。イベントは3月13日(木)に東京都港区のCIC Tokyoで開催され、参加者にとって新たなビジネスチャンスやネットワーキングの場となるでしょう。

TopoLogicの目指すもの



TopoLogic株式会社は、特にトポロジカル物質という新素材に注目しています。これは、従来の物質と全く異なる電子バンド構造を持つもので、さまざまな独自の現象を引き起こすことが知られています。実際、トポロジカル物質に関する研究は、2016年にノーベル物理学賞を受賞した実績にも表れています。この新しい素材を活用することで、エネルギーの可視化や省エネルギーにつながる技術革新が期待されるのです。

特に、TopoLogicが開発している熱流束センサ「TL-SENSING™」や、次世代の磁気メモリ「TL-RAM™」は、データセンターにおける電力消費を大幅に削減する可能性を秘めています。これらの技術は、よりスマートで持続可能な未来の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。

ミッションと今後の展開



TopoLogicのミッションは、先端的なトポロジカル物質の研究成果を活用し、社会課題の解決に貢献することです。東京大学の中辻研究室との連携を通じて、さらに機能的なテクノロジーの開発を進め、さまざまな企業との技術提携も進めていく考えです。

また、現在、企業の成長を支えるために新たな人材の採用も進めています。特に半導体や熱流束センサに関連するポジションでの募集が行われており、挑戦的な課題に取り組む意欲のある人材を求めています。

まとめ



新たな技術革新に挑むTopoLogic株式会社の挑戦は、これからの産業界に大きな影響を与えることでしょう。彼らが進めるトポロジカル物質の研究やその社会実装は、持続可能な未来の構築に向けた重要な一環と言えます。今後の展開にも注目です。


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会社情報

会社名
TopoLogic株式会社
住所
東京都文京区本郷7-3-1東京大学アントレプレナープラザ703
電話番号
03-5990-9509

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