日本計画研究所主催セミナーのご案内
航空業界の脱炭素化が重要なテーマとして浮上しています。特に、2050年のネットゼロを目指す国際航空においては、長距離の航空輸送では電動化が難しいため、持続可能な航空燃料(SAF)や合成燃料が注目されています。これらの燃料オプションは、国際航空の持続可能な未来を形作る上での重要な要素となります。
セミナーの概要
今回のセミナーでは、株式会社三井物産戦略研究所の本郷尚シニア研究フェローが講師を務め、SAFと合成燃料の供給戦略、さらにはこれらを中心としたビジネス機会について深く掘り下げます。日時は2025年6月30日、会場受講限定で開催され、参加者は直接講師と交流しながら知識を深めることができる貴重な場となります。
講義のポイント
1.
国際航空の取り組み
国際航空はネットゼロを達成するために、どのような枠組みや取り組みがあるのかを学びます。具体的には、ICAO(国際民間航空機関)やパリ協定との関連性、国際海運との違いについて詳しく解説されます。
2.
燃料オプションの検討
SAFやその課題、実践的な低炭素燃料、合成燃料の活用についても具体的に議論されます。特に、これら燃料のコストや価格転嫁の問題も重要な論点となります。
3.
排出量取引の理解
CNGやCORSIA Eligible Units、排出量取引の長期的な目標についても詳しく解説され、Negative emission creditsについても触れます。
4.
GX ETSの教訓
技術イノベーションの不確実性や価格転嫁の経済的影響についての考察も行い、複雑なビジネス環境における戦略を考えます。
受講者のコミュニティ作り
セミナーでは、参加者同士の名刺交換や交流会も設けられており、業界内での人脈構築を目指す絶好の機会です。講師への質問も可能で、その場でリアルタイムに意見交換しながら学ぶことができます。他の受講者とともに意見を交わし、新たなビジネスの創出にもつながることでしょう。
受講料と申し込み
受講料は一般価格37,490円(税込)となっており、社内の複数名で同時申し込みの場合は割引も提供されています。地方公共団体の方々には特別価格も設定されていますので、関心のある方はぜひお申し込みを。詳細は日本計画研究所のウェブサイトをご覧ください。
【詳細・お申込みはこちら】
このセミナーは、国際航空の脱炭素化に向けた戦略的なアプローチを学び、未来に向けてビジネスチャンスを広げる絶好の機会です。数十年にわたり国家政策の研究と情報提供に従事してきた日本計画研究所による質の高い講義をお楽しみにしてください。