岡山大学、医工系進化の一歩を踏み出す
2025年12月9日、岡山大学鹿田キャンパスにて「令和7年度TC論文発表会(医工系コース)」が行われました。主催は国立大学法人岡山大学で、技術職員のキャリアアップを目指す「TCカレッジ」の一環として、多くの参加者が集まりました。
この発表会では、岡山大学の総合技術部から楢崎正博課長が「TCカレッジ医工系コースの構築と研究・教育支援」に関する発表を行い、続いて塚野萌美技術主任が「電子顕微鏡試料作製および観察支援業務と人財育成へのアプローチ」について紹介しました。
発表会はオンラインと対面のハイブリッド形式で実施され、東京科学大学のTCカレッジ受講生や岡山大学の技術職員たちが集まり、積極的な意見交換がありました。参加者は対面11名、オンラインで44名の合計55名に達しました。
高度専門人財の育成が目指すもの
TCカレッジは、東京科学大学が主導する高度専門技術職員を育成するプログラムであり、受講生はテクニカルコンダクター(TC)として認定されることを目指します。岡山大学はこのTCカレッジのサテライト校として、「医工系コース」を開講しており、これからの医工分野において重要な役割を果たそうとしています。
TC称号は、カリキュラムを受講し必要単位を取得した受講生が取得することができ、論文の作成・発表を経て審査に合格することで授与されます。今回の発表会は、医工系コースにとって初の重要な場となり、期待が高まる中で実施されました。
質疑応答で盛り上がる
該当の発表内容は、コース設立の意義や苦労、その後の展望にも及び、特に発表後の質疑応答では審査員から多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
楢崎課長は、「自身の業務を見直す良い機会となり、新たな知識を得ることができた」と発表後の感想を述べ、塚野主任も「多くの参加者に支えられ、この発表会を実施できたことに感謝している」とコメントしました。
期待される今後の展開
岡山大学では、技術職員のスキル向上や地域中核・特色ある研究大学としての活動を一層強化していく方針です。総合技術部の本部長である佐藤法仁副理事は、「やり遂げた者としての成果を重視し、今後の成長を支援していく」と力強く語りました。
地域と地球の未来を共創し、さらなる発展を目指す岡山大学の活動は今後も続きます。高い専門性を持つ技術職員によって、研究活動や教育支援が進むことが期待されています。今後も岡山大学の技術職員たちの挑戦に注目が集まりそうです。