福知山市が「Hello! ハロハロプロジェクト」始動!
「多文化共生」を推進する新たなプロジェクト「Hello! ハロハロプロジェクト」が、京都府福知山市で始動しました。近年、福知山市でも外国人の人口が増加しており、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、日常生活の中で外国人の方と接する機会が増えています。このような社会の変化に対応し、より良い共存社会の実現を目指していくため、このプロジェクトが立ち上げられました。
多文化共生とは?
「多文化共生」とは、国籍や民族、文化背景の異なる人々が互いに尊重し合い、対等な関係を築きながら、地域社会の一員として共に生きていくことです。福知山市では、この「多文化共生」の実現に向けて、様々な取り組みを推進しています。
プロジェクトの目的
「Hello! ハロハロプロジェクト」は、外国人と日本人の相互理解を深め、共に暮らしやすい社会を実現することを目的としています。このプロジェクトでは、様々なイベントやセミナーを通して、異文化理解を促進し、地域住民と外国人の交流を活性化させます。
具体的な取り組み
プロジェクトの第一弾として、2024年7月23日(火)に「外国人も活躍できるまちづくりセミナー」が開催されます。このセミナーでは、福知山公立大学の張准教授による講演や、福知山市在住の外国人の方々によるパネルディスカッションを通して、外国人労働者の増加という現状や、外国人にとって働きやすいまちづくりのための課題について議論を行います。
さらに、8月4日(日)には「カレンさんとハロハロ交流会」、8月中旬には「カレンさん発案!外国人連として参加する盆踊り交流会」など、地域住民と外国人の交流を促進するイベントが予定されています。
福知山市における外国人数
2024年3月末現在の福知山市在住の外国人数は1270人となり、2020年3月末に比べて229人増加しています。国籍別では、近年ベトナムやインドネシアからの移住者が増加傾向にあります。
今後の展望
「Hello! ハロハロプロジェクト」は、地域住民と外国人が共に協力し、より良い未来を創造するための第一歩です。このプロジェクトを通して、福知山市が「多文化共生」のまちとして発展していくことを期待しています。