ICEYEの衛星打ち上げ
2025-12-01 14:34:57

ICEYE、5基の小型SAR衛星を打ち上げて防災・防衛支援を強化

ICEYE、新たな衛星打ち上げに成功



フィンランドを拠点とするICEYE(アイサイ)が、2025年11月28日にアメリカのSpaceX社によるライドシェア・ミッション「Transporter-15」を使い、新たに5基の小型SAR衛星を軌道投入しました。この打ち上げは、世界最大級の小型SAR衛星コンステレーションを持つICEYEが、より強力な防災・防衛支援を実現するための重要な一歩です。

新たな衛星の意義


今回追加された小型SAR衛星は、各国政府が昼夜問わず、またあらゆる天候のもとで高精度な状況把握を行うための重要な情報源になります。これにより、ICEYEはその宇宙運用能力や撮像機能を飛躍的に向上させ、国防ミッションにも大いに貢献します。

特に、この衛星コンステレーションは、ギリシャの国家衛星プロジェクトやポーランド軍の「MikroSAR」プログラム、英国のBAE Systemsが取り組む「Azalea™」衛星コンステレーションなどに利活用されています。このことから、ICEYEの精細な画像データが、多様な国防ニーズにつながっていることが伺えます。

「Gen4」衛星について


新たに打ち上げられた衛星は、ICEYEの第4世代(Gen4)として商業衛星コンステレーションに追加されました。Gen4は、解像度が最大16cmという世界最高峰の精細な商用SAR画像を提供します。加えて、観測できる範囲も従来の約150kmから400kmに大幅に拡大しました。

この衛星は1日あたり最大500枚の画像を取得でき、そのうち半分は幅2,000kmのエリアに集中させることが可能です。これにより、敵対的な状況を迅速に把握するための15分未満の高頻度再観測が実現し、防衛部門や情報分野における効率的な対応が可能になります。

自国の宇宙能力に応える


「Gen4」は、各国が自国の宇宙能力として容易に導入できるように配慮されています。また、米国の輸出規制(ITAR)の対象外であるため、多くの国が安心して利用できる環境が整っています。この衛星は地上の整備設備や運用訓練、継続的なソフトウェアアップデートを含むパッケージとして提供され、最短12カ月で運用を開始できます。

CEOの意気込み


ICEYEの共同創業者でありCEOのラファル・モドジェフスキ氏は、今回の打ち上げが「商業衛星コンステレーションの構築を加速させ、世界のSAR技術を進展させる一歩になる」と述べています。宇宙における防衛ニーズがさらに高まる中、ICEYEは最先端の技術を提供し、国際的な防衛と安全の要請に応えています。

ICEYEとは


ICEYEは、昼夜を問わず厳しい環境においても行動可能なデータを提供する小型合成開口レーダー(SAR)衛星のリーディングカンパニーです。政府や商業産業の信頼できるパートナーとして、防衛・情報、自然災害対応、セキュリティなど多岐にわたる分野でインテリジェンスを提供し、コミュニティのレジリエンスや持続可能な開発に貢献しています。

ICEYEの拠点はフィンランドを中心に、ポーランド、スペイン、英国、オーストラリア、UAE、ギリシャ、米国などにも広がっており、900人以上の従業員が地球のための真のデータ供給者としてのミッションに取り組んでいます。

詳細は公式サイトICEYEをご覧ください。


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会社情報

会社名
ICEYE Japan株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷3−5-7LA01ビル
電話番号

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