堺市でのワーケーション促進、地域課題解決を目指すジョブオールの取り組み

ワーケーションで地域課題解決を目指す

株式会社ジョブオールが、2023年10月22日から25日までの期間、堺市でワーケーションを実施します。この取り組みは、「令和6年度港区連携自治体ワーケーション促進事業」を利用し、市内のインキュベーション施設「S-Cube」を拠点としています。期間中、堺市の中小企業や行政との意見交換を行い、地域住民との交流を通じて地域課題の解決に取り組む予定です。

地域に寄り添う企業の姿勢

株式会社ジョブオールは、環境と広報活動に特化した企業として、堺市のワーケーションに参加します。企業は、持続可能な未来を共に実現することを目指しており、地域の課題解決や新たなビジネスチャンスを生み出すことに挑んでいます。

堺市は歴史と文化に恵まれた大阪府中南部の政令指定都市で、人口は約81万人です。特にSDGs未来都市や脱炭素先行地域に選定されており、環境意識が高い地域として知られています。ジョブオールは、堺市の環境への取り組みに共感し、その目標に向かって協力していく意欲を示しています。

環境重視の活動と広報の強み

株式会社ジョブオールの特長は、楽しく脱炭素を学ぶ「脱炭素カードゲーム」を通じた環境啓発活動です。このカードゲームは、長野県飯田市や京都府城陽市の行政イベントなどで利用され、参加者が楽しみながら環境問題に関心を持つきっかけを提供しています。さらに、美化活動「Go Me！オール」では、地域の美化に向けて住民の得意なことを活かす取り組みを行っています。

広報活動においても、ジョブオールは中小企業に特化したサービスを提供しています。企業の業種や活動内容に応じた広報プランを低予算で提案し、実際にカーリペアショップでは売上が3倍に増加した例もあります。媒体取材の件数も増加し、企業の知名度向上に貢献しています。

港区連携自治体ワーケーション促進事業について

このワーケーションは、港区が区内事業者と連携自治体のつながりを強化し、それぞれの課題解決を図るものです。参加者同士が持つ強みを活かし、新たなビジネスマッチングの創出や継続的な交流の場を提供することを目指しています。

インキュベーション施設「S-Cube」

今回、滞在先となるインキュベーション施設「S-Cube」は、地下鉄御堂筋線「なかもず駅」から徒歩4分の位置にあります。ここには約50社が入居し、スタートアップ・ベンチャー企業のための支援プログラムやオープンスペースが整備されています。地域での交流が促進され、切磋琢磨しながら成長する環境が提供されています。