ケップルがスタートアップデータベースに特許情報を搭載
株式会社ケップル(代表取締役CEO:神先孝裕)は、イノベーション促進を目指すスタートアップデータベース「KEPPLE DB」に、スタートアップが保有する特許情報を追加しました。この新機能により、事業会社や投資家は特許情報を一層効率良くリサーチできるようになります。
オープンイノベーションの重要性
近年、多くの事業会社がオープンイノベーションを積極的に進めています。この流れの中で、スタートアップが保有する特許情報が重要な要素として認識されるようになりました。特に、スタートアップへの投資や業務連携を検討する際には、特許情報が不可欠です。そのため、KEPPLE DBの機能拡張は顕著なニーズに応えるものとなりました。
KEPPLE DBの特徴
「KEPPLE DB」は、スタートアップ企業への出資、業務提携のニーズを持つ事業会社や投資家向けに設計されています。現在、約16,000社のスタートアップ情報と約5,000社の投資家情報を収録。利用者は、業務提携や投資戦略を策定するための具体的なデータを得ることができます。
特に注目すべきは、特許情報の追加です。特許を保有するスタートアップは、その情報を企業詳細に表示されます。また、特許情報をまとめた一覧が、特許(β版)タブで確認でき、出願番号からJ-PlatPatへのアクセスも可能です。これにより、特許情報を簡単に把握し、必要な情報を瞬時に引き出すことができるようになりました。
リサーチサポートの充実
KEPPLE DBでは、単なる情報提供にとどまらず、担当者による詳細なリサーチサポートも行っています。このため、スタートアップ企業との連携を考える方にとっても安心して利用できるプラットフォームとなっています。今後、さらなる機能の充実が見込まれる中、ケップルはスタートアップと投資家のエコシステムの発展に邁進していく方針です。
株式会社ケップルの概要
ケップルは「Create New Industries」を企業ミッションとして掲げ、スタートアップエコシステムの発展に寄与する様々なサービスを繰り広げています。スタートアップメディア「KEPPLE」や、VC・事業会社向けの株式管理ツール「KEPPLE CRM」など多岐にわたるサービスを展開。さらに、ファンド決算業務やスタートアップの株価算定なども行い、幅広い分野で支持を受けています。
導入事例と今後の展開
KEPPLE DBは、他のスタートアップデータベースにはない特許情報の統合を実現しました。これにより、ビジネスの現場でどのように活用されているのか、導入事例も増えてきています。多くの企業がこのサービスを利用することで、新たなビジネスチャンスを見出し、競争力を高めています。
今後もケップルは、生産的なオープンイノベーションを促進し、スタートアップエコシステム全体の活性化に貢献するサービスの拡充を目指しています。特許情報の提供はその第一歩であり、今後のサービス展開に期待が集まります。