地域新電力「飛騨高山電力」が11月より本格供給開始！

飛騨高山電力が再生可能エネルギー普及を牽引

岐阜県高山市の新たな地域新電力会社、飛騨高山電力株式会社（略称：HTEP）が、2023年11月1日より電力供給を開始します。この新電力の目指すのは、地域の資源を最大限に活かし、再生可能エネルギーの普及を促進することです。特に、小水力発電や木質バイオマス発電を活用し、地域の地産地消によって高山市の2050年目標であるゼロカーボンを実現することを掲げています。

このプロジェクトは、ワタミエナジー株式会社の支援により進められています。ワタミエナジーは地域新電力の立ち上げと運営を手がけ、地域内での小水力発電所から電力の調達を行っています。これにより、飛騨高山電力は地域貢献と持続可能なビジネスモデルの構築を目指します。

岐阜県高山市は、2023年10月に第4回脱炭素先行地域に選定されており、これは2050年のカーボンニュートラルに向けた重要な一歩とされています。飛騨高山電力は、この「飛騨高山モデル」を積極的に推進し、地域の協力を得ながら効率的なエネルギー利用を実現。さらに、事業の収益を地域のまちづくりプロジェクトの資金に還元することで、地域経済の活性化にも寄与します。

地域密着型の電力供給

地域新電力会社としてのHTEPは、「電力の地産地消」を実現するために、地域密着型の電力小売業者として位置づけられています。このような企業が地域のエネルギーの自給自足を実現することで、地域の環境問題解決や経済循環の構築が促進されます。

また、飛騨高山電力により供給される電力は、全て地域内の資源を活用したものであり、脱炭素活動に直接つながるものです。これにより、地域住民は自らの生活に根ざした電力を使用できる環境が整います。

ワタミグループのさらなる成長

さて、ワタミグループも2024年5月に創業40周年を迎え、感謝の意を込めた「40周年ありがとうYEAR」を開催予定です。この記念すべき年を通じて、国内外で様々な事業キャンペーンを展開し、さらなる成長を目指します。ワタミエナジーの取り組みもその中で重要な一環を担っており、地域の未来を見据えた持続可能な社会の実現を積極的にサポートしていく方針です。

このように、飛騨高山電力の設立は地域にとっての希望であり、環境への意識を高めるきっかけとなるでしょう。地域の皆様の生活を支え、持続可能な未来を築くために、HTEPはこれからの活動に全力を尽くすことを誓います。