岡山大とSAGA-LS連携
2025-10-28 01:03:28

岡山大学が九州シンクロトロン光研究センターとの覚書を締結し研究連携を強化

岡山大学と九州シンクロトロン光研究センターが連携を強化



2025年8月1日、岡山大学は九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)と相互協力に関する覚書を締結しました。この覚書の目的は、両機関の研究リソースの相互利用を推進し、さらなる研究の発展を図ることです。

調印式の概要と重要性



調印式は、岡山大学津島キャンパスの本部棟にて行われました。岡山大学の那須保友学長とSAGA-LSの廣沢一郎所長が署名し、それぞれの機関の意図や期待が語られました。那須学長は、両機関の連携を通じて放射光研究の促進と産学官連携の強化を目指し、「地域中核・特色ある研究大学」としての役割を強調しました。

一方、廣沢所長は「佐賀県が設立した九州唯一のシンクロトロン光施設として、地域の産業振興に寄与するために岡山大学との連携を深めていく」と意気込みを述べました。このような協力関係の構築は、両機関にとって大きなメリットをもたらすと期待されています。

研究基盤の相互利用



九州シンクロトロン光研究センターは、大学や企業、研究機関が共同で利用できる放射光施設として長年にわたり運用されてきました。今回の締結により、両大学の研究者は、より広範な研究活動が可能になるとともに、放射光を使用した研究における新しい可能性が広がります。また、研究機器や専門知識の共有を通じて、研究の質を一段と向上させることが期待されています。

さらに、SAGA-LSは、岡山大学からのアクセスが非常に良いため、研究者にとっても利用が容易で、さらなる共同研究の推進につながるでしょう。

地域との連携とSDGsの視点



岡山大学は、地域に根ざした研究を推進する大学として、特に「持続可能な開発目標(SDGs)」の重要性を認識しています。今回の覚書締結も、地域とグローバルな視点を両立させるものとして位置づけられています。岡山大学は、地域の研究ネットワークの中核として、引き続き発展を目指し、地域社会の持続可能性にも寄与していく考えです。

今後の展望



今回の覚書締結を契機に、岡山大学と九州シンクロトロン光研究センターのさらなる連携が進むことが期待されています。放射光研究の新たな展開が、未来の科学技術や産業の革新に大きく寄与することでしょう。今後の動向に注目です。

このニュースは、地域中核大学としての岡山大学と、その優れた研究基盤の取り組みを広く伝えるものであり、岡山大学とSAGA-LSがともに力を合わせて地域の発展に寄与する姿勢が見て取れます。私たちも、このような連携がもたらす成果に期待しています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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