未来のまちづくり提案
2024-10-11 21:22:27

千葉大学生が描く未来のまちづくり~ウォーカブルな幕張豊砂地区の実践研究

千葉大学生が描く未来のまちづくり



千葉大学大学院工学研究院の松浦研究室は、「ウォーカブル(歩きたくなる)」なまちづくりを目的に、幕張豊砂地区において実践研究を行っています。このプロジェクトは、地域の歩行環境を改善し、住民や訪問者が楽しく過ごせる空間を創出するためのものです。

プロジェクトの概要



今回の取り組みでは、ピークを迎えつつある幕張豊砂地区において、実際の道路空間に山武ベンチや家具が設置されます。設置場所は、市道豊砂701号線と市道豊砂2号線の交差する美浜区豊砂1丁目。ここには、直線型と囲み型の丸太ベンチ、人工芝、テーブル、椅子が設置される予定です。特に、山武杉を使用したベンチは、地域資源を有効活用し、地元の森林再生にも貢献することを目指しています。

ワークショップと現地調査



2023年度には、Walkable TOYOSUNA実行委員会と共に、幕張豊砂地区の滞在環境デザインを検討する現地調査やワークショップが行われました。この過程で、千葉大学の学生たちが提案した将来像は、展示会で一般の評価を受けました。その結果、滞在空間を生み出すための具体的な改良が進められる運びとなりました。

山武ベンチの特性



特に注目すべきは、設置される山武ベンチのデザインです。これらのベンチは形状を変更できる柔軟性を持ち、利用者のニーズに応じた使い方が可能です。また、使用される木材は令和元年房総半島台風で倒木した山武杉を活用しているため、自然環境の再生にも寄与しています。地元の素材を用いることで、愛着の湧く地域の特色を強調します。

設置期間と主催



山武ベンチは、2024年10月12日から2025年3月31日までの期間設置される予定です。人工芝やテーブル、椅子は、2024年10月13日から10月16日までの間に設置されます。天候によっては中止となる可能性もありますが、これは地域の人々や訪問者が気軽に集い、交流できる場を提供するための重要なステップです。

このプロジェクトは、千葉大学の松浦研究室とWalkable TOYOSUNA実行委員会が主導し、千葉県森林組合やJIA千葉、他の地元団体との協力のもとで進められています。この取り組みが地域の活性化に繋がることを期待しています。


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会社情報

会社名
国立大学法人千葉大学
住所
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 
電話番号
043-251-1111

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