新潟医療福祉大学のEVバス導入
新潟医療福祉大学は、2023年7月3日(木)に、NSGグループの愛宕商事株式会社と提携し、新たに通学用の電気バス(EVバス)を導入しました。この導入に伴い、学内で「EVバス試乗会・脱炭素施設導入発表会」が開催され、多くの参加者が集まりました。
脱炭素社会への一歩
今回のEVバスは、従来のバスに比べてCO₂排出量を約3分の1削減できるため、持続可能な未来に向けた重要なステップとなります。特に、新潟県内の大学でのEVバス導入は初の試みであり、地域の脱炭素化促進に寄与しています。
環境に配慮した設備
新潟医療福祉大学では、EVバス導入にとどまらず、太陽光発電設備の導入や、Net Zero Energy Building(ZEB)仕様の施設整備を進めています。これにより、エネルギー消費の削減と再生可能エネルギーの効率的な利用を図っており、持続可能なキャンパス環境の実現に向けた取り組みを強化しています。
発表会の様子
試乗会では、バスの操作体験や環境配慮型施設・設備の紹介が行われ、参加者たちの関心を集めました。テープカットセレモニーでは、関係者の挨拶があり、地域コミュニティとの連携強化が強調されました。このようなイベントを通じて、環境意識の向上を目指しています。
地域貢献の精神
新潟医療福祉大学は、教育や研究活動に加えて、地域社会との連携を深めながら、環境保全と脱炭素の推進を積極的に進めていく方針です。院内では「チーム医療」を重視し、医療現場での実践的な学びを提供しています。
NSGグループの役割
このプロジェクトは、地域の教育や医療、福祉に関連する事業を幅広く展開するNSGグループの取り組みの一環です。グループは、地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指し、安心・仕事・魅力に関連した事業創造に取り組んでいます。
未来への展望
本学では、今後も教育機関として、持続可能な未来を見据えた活動を進めていくことでしょう。地域貢献を重んじ、着実に環境保全と脱炭素社会の実現に向けた努力を続けていきます。
学生や地域住民がこの構想を支え合い、共に未来を築いていくことが期待されます。新潟医療福祉大学の取り組みは、他の教育機関や企業にも刺激を与え、地域全体の環境意識向上に貢献することでしょう。