熊本学習支援センター田植え
2024-06-25 19:20:01

不登校の子どもたちの学びの場、熊本学習支援センターが田植えイベントを開催!

不登校の子どもたちの学びの場、熊本学習支援センターが田植えイベントを開催!



熊本学習支援センターは、不登校やひきこもりの小中高生に学びの場を提供するフリースクールです。2024年6月23日(日)には、天草下田南校にて体験イベント「田植えばしてみらんねin下田南」が開催されました。

今回のイベントは、子どもたちに食の大切さや地域との交流を体験してもらうことを目的としています。11名の生徒と8名のスタッフが参加し、下田南地区の振興会を始めとする地域の方々の協力のもと、大盛況となりました。

# イベントの様子



イベントは、熊本市内の大江本校を出発し、天草下田南校に到着するところから始まりました。到着後は、オリエンテーションや校舎、周辺地域の探索を行いました。夜は、地域の方々とバーベキューを楽しみ、翌日の田植え体験に向けて英気を養いました。

2日目の田植え体験では、地域の農家の中村さんから田植え機の実演を見学しました。子どもたちは、初めて見る田植え機に興味津々で、中学生の男の子は実際に操作を体験しました。

その後、手押し型付け機を使って田んぼに植える位置の型を付け、いよいよ苗を植えていきます。最初は戸惑いながらも、地域の方々の指導のもと、一生懸命に田植えをする子どもたちの姿がありました。

昼食には、地元産の「こざとこ米」を使用したおにぎりや猪汁が振る舞われ、生徒たちからは「いつものごはんよりおいしい!」と喜びの声が上がりました。

# イベントを通して



今回のイベントを通して、子どもたちは食卓に並ぶお米ができるまでの過程を体験し、食事やそれを取り巻く人々、職業などに興味を持つことができました。また、地域の方々との交流を通して、下田南校が子どもたちの生活する場としての選択肢の一つとなることを期待しています。

# 熊本学習支援センターについて



熊本学習支援センターは、不登校やひきこもりの子どもたち、家族を支援することを目的として設立されました。2015年の設立以来、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供し、学習のサポートを行っています。

現在、熊本県内に9つの教室を展開しており、子どもたちの「第三の居場所」として、地域社会に貢献しています。

熊本学習支援センターの田植えイベント、地域との連携が光る!



熊本学習支援センターの田植えイベントは、単なる体験学習にとどまらず、子どもたちの成長を育むための多角的な取り組みだと感じました。

まず、食の大切さを学ぶという点において、子どもたちは自分たちで田植えを行い、お米がどのようにして作られるのかを肌で感じることができました。普段何気なく食べているお米に対する感謝の気持ちや、食への関心が深まったのではないでしょうか。

また、地域の方々との交流を通して、子どもたちは普段触れることのない文化や価値観に触れることができ、視野を広げることができたと思います。地域の方々にとっても、子どもたちと触れ合う機会は貴重な経験となり、世代間交流の促進にも役立ったのではないでしょうか。

さらに、イベントを通して、子どもたちは自分たちの可能性や強みに気づくことができたと思います。初めての経験に戸惑いながらも、最後まで諦めずに田植えに取り組む姿は、まさに成長の証です。

今回の田植えイベントは、子どもたちにとって、学び、成長、そして地域とのつながりを深める貴重な機会となったと感じました。熊本学習支援センターが今後もこのような素晴らしいイベントを開催し、子どもたちの未来を明るく照らしてくれることを期待しています。

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