トヨタ生産方式
2025-09-10 10:57:18

トヨタ生産方式の真髄を探るメモリアルセミナー

トヨタ生産方式の真髄を探るメモリアルセミナー



2025年10月7日、秋葉原UDXシアターで、トヨタ自動車の元技監、林南八氏を追悼するメモリアルセミナーが開催されます。このセミナーでは、トヨタ生産方式(TPS)のエッセンスと林氏の偉大な業績を振り返りながら、理論と実践を融合させたものづくりの哲学を再認識します。

林南八氏は、大野耐一氏の弟子であり、トヨタ生産方式の発展に多大な貢献をしてきました。彼は11年もの間、トヨタ自動車の技術職最高位である技監に就任しており、その教えは多くの現役社員や後輩たちに脈々と受け継がれています。特に、『トヨタ生産方式の本質』という題で講演を行った彼の渾身の動画が上映され、参加者たちはその知識と経験に触れることができます。

また、当日は数人の専門家が参加し、パネルディスカッションを通じてトヨタ生産方式の深い理解を得ることができる内容になっています。参加メンバーには、東京大学名誉教授の藤本隆宏氏、工学系研究科教授の西成活裕氏、トヨタ自動車元TPS本部長の尾上恭吾氏、そしてGoldratt JapanのCEO岸良裕司氏が揃っています。彼らの専門的な視点から、林氏の教えやトヨタ生産方式の具体的な事例を掘り下げていく予定です。

トヨタ生産方式の本質


トヨタ生産方式の1つの特徴は、「自働化」と「ジャストインタイム」という二つの要素に代表される生産体系です。林氏は、この二つの要素が組み合わさることで生まれる効率性や柔軟性の重要性を強調しました。また、彼はトヨタ生産方式が貧困の中から生まれたものであり、常に改善と革新が求められ続ける過程であると語っています。

さらに、彼の講演では「原価低減」と「人財育成」という視点からもトヨタ生産方式の真髄に迫ります。これらは単に製造業における効率性を追求するものではなく、企業全体の文化や組織構造にも深く結びついています。これによって、全社員が改善活動に参加できるような環境を作ることができるのです。

パネルディスカッション


セミナーの最後には、参加者全員が林南八氏の弟子から直接話を聞くことができるパネルディスカッションも行われます。これにより、林氏の知られざるエピソードや、彼がどのようにしてトヨタ生産方式を確立し、広めていったのかを深く知ることができる貴重な機会となります。

参加方法と概要


このセミナーは、オンライン参加(YouTubeライブ配信)または会場参加(秋葉原UDXシアター)のいずれかを選択できます。参加費は無料ですが、会場参加は先着順に抽選となる可能性があります。セミナー終了後には、参加者との懇親会を開催予定です。

改めて、トヨタ生産方式の重要性を学び、自己成長に繋げる機会となることを願っています。ぜひ、多くの人に参加していただきたいです。


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会社情報

会社名
株式会社Goldratt Japan
住所
東京都港区元赤坂1-2-7赤坂 K Tower 19階
電話番号

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