箕面市に新たな複合マンション、再生事業がスタート！

箕面市の中心部に位置する「みのおサンプラザ1号館」の再生事業が始まり、地元に新たな複合マンションが誕生します。このプロジェクトは、東京建物株式会社と阪急阪神不動産株式会社によるもので、関西圏において初めて「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」に基づく「マンション敷地売却制度」が実施されることとなります。

再生事業の背景

選定された「みのおサンプラザ1号館」は、竣工から45年が経過し、老朽化が進行していました。また、2015年には耐震性診断が行われ、耐震性の不足が判明。そのため、建物の再生に向けての取り組みが必要とされ、マンションの建替えに関する法制度を活用することが決定されました。これにより、より安全で快適な住環境が提供されることとなります。

施設の概要

新しい複合マンションは地上11階建てで、総戸数は109戸。構造は鉄筋コンクリート造で一部鉄骨造となっており、地上11階までの高さを誇ります。新築マンションは、主に3LDKの住戸形式となっており、全ての住戸にトランクルームが付帯します。1階から3階部分には公共施設や店舗が配置され、地域の交流や観光の拠点として機能することが期待されています。

1階から3階までの大部分は箕面市が再取得し、「にぎわい創出の核施設」として地域の活性化に寄与するよう整備が進められる予定です。この地区は公共交通が発展しているため、アクセスの良さも大きな利点となっています。阪急箕面線「箕面」駅から徒歩約3分の距離に位置しており、通勤通学にも便利です。