インドネシアで実現する日本式保育
ヒューマンスターチャイルド株式会社がインドネシアの国営建設大手、PT Wijaya Karya (Persero) Tbkと提携し、初の企業内保育所を運営することになりました。この新たな保育所は「WIKA Daycare by Human Starchild」と名づけられ、西ジャカルタ市に設置されます。
注目の契約の背景
インドネシアの経済成長に伴い、多くの家庭が共働きとなる現状があり、これにより安心して子どもを預ける場所の不足が浮き彫りになっています。こうした社会課題に対応するため、ヒューマンスターチャイルドのグループ企業であるPT. HUMAN CITA ANANDAが保育サービスを提供することになったのです。
同社は日本国内で長年培った高品質な保育ノウハウを生かし、インドネシアの社会に根ざした保育を行うことで、現地の家族に安心を提供するとともに、「日本式保育」のブランド価値向上に貢献することを目指しています。
新しい保育所の詳細
新たに開設される保育所は、1歳から5歳までの子どもを対象とし、年齢に応じた発達段階に合わせた保育カリキュラムを設ける予定です。定員は最大12名で、最後にはプログラムの質を保ちながら子供たちの成長をサポートします。
具体的な運営のスタート日は2025年12月23日で、就業時間は平日の9時から17時まで。朝は8時半からお預かりが可能で、夕方は17時から17時半まで対応します。このように、保護者にとっても利用しやすい環境が整えられています。
今後の展望
今回のWIKA社での保育所運営を起点とし、ヒューマンスターチャイルドはインドネシア国内での企業内保育所の受託運営をさらに広げていく計画です。現地の文化を尊重しながら、質の高い保育サービスを提供することで、子育て支援の充実に寄与する考えです。
ヒューマンスターチャイルドの概要
ヒューマンスターチャイルドは、2004年に横浜市で最初の保育所を開設以来、業績を伸ばしている企業です。現在、認可保育所や企業内保育所を多数運営しており、2023年には東京都でも新たに保育所を開園しました。今後は学童保育にも力を入れる予定で、さまざまなサービスを地域社会に提供する姿勢を貫いています。
また、海外展開にも力を入れており、国外での保育サービスに関しても、日本で培った知識と技術を駆使し、国際的な視野でも活動を広げています。
結語
ヒューマンスターチャイルドのインドネシアでの取り組みは、現地の社会課題を解決しつつ、日本が誇る高品質な保育を世界に広げる大きな一歩となるでしょう。今後の展開にも注目です。