2024年12月より、星野リゾートと株式会社クレディセゾンが画期的な提携を行い、クレジットカード業界で初の試みとして、宿泊代に直接ポイントを使用できる新サービスを開始します。この新しいサービスでは、クレディセゾンが発行するセゾンカードのポイントである「永久不滅ポイント」を、星野リゾートの公式サイトにて宿泊代として利用出来るようになります。
この取り組みの背景には、国内のポイントサービス市場の拡大があります。矢野経済研究所の調査によると、2023年度のポイントサービス市場は2兆6,569億円に達し、2024年度には前年度比の104.7%となる見込みです。しかし、旅行に関連するポイントの活用は10%程度で、宿泊施設での使用はまだ少ないのが現状です。これを受け、両社は「旅を楽しくする」というテーマのもと、宿泊施設でのポイント利用を促す新サービスの開発に踏み切りました。
新サービスの概要
今回の提携で提供される宿泊サービスは以下の4つです。
1.
永久不滅ポイントを宿泊代として利用できる
セゾンカードで日常的に貯まったポイントを星野リゾートの公式サイトで宿泊代に直接利用できるようになります。これにより、面倒なポイント交換を行うことなく、宿泊代に充当することが可能です。残額については、クレジットカードでの決済ができるので、非常に利用しやすくなっています。
2.
宿泊ギフト券への交換が可能
利用者は貯まった永久不滅ポイントを、星野リゾートで使える宿泊ギフト券に交換することもできます。5万円券やセゾンカード会員専用の1万円券など、多様な選択肢が用意されています。
3.
ふるさと納税との連携
セゾンカードを利用して行うふるさと納税の返礼品として、星野リゾートの宿泊ギフト券を選べるようになります。寄付時にカードを利用すると、ポイントも貯まりますので、より一層お得です。
4.
会員限定優待プランの提供
セゾンカードの公式サイトでは、会員限定の特別価格で宿泊プランを予約することができます。また、宿泊ギフト券やポイントを用いた支払いも可能です。
旅を楽しむために
星野リゾートは、世界中72施設を運営するリーディングカンパニーとして、旅をもっと楽しくするための独自のスタイルを提供しています。たとえば、「星のや」では贅沢な非日常感を体験できる中、各地の文化を反映した「界」や、記憶に残るような体験ができる「リゾナーレ」など、様々なスタイルの宿が存在します。
一方、クレディセゾンは、キャッシュレス社会に向けたサービスの進化を目指し、顧客満足度の向上に尽力しています。これからも、旅行者の選択肢を広げ、便利で豊かな旅の体験を提供するために努力し続ける姿勢を示しています。
この新しいサービスにより、多くの方々が旅行を通じて日常を離れ、より豊かな時間を過ごす手助けとなるでしょう。ぜひ、この機会に新しい旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。
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