JR東日本の出資
2026-02-02 14:31:54

JR東日本が南房総のクラフトラムスタートアップに出資

JR東日本が南房総のクラフトラムメーカーに出資



JR東日本ローカルスタートアップファンドが、千葉県南房総市のペナシュール房総株式会社に出資することを発表しました。この出資は、ペナシュール房総が掲げる理念「房総の自然と風土を映したラムを世界で愛される存在へ」という目標に基づいています。地域の一次産業の価値を向上させ、耕作放棄地の再生を通じて、地域との結びつきを深めることを狙いとしています。

会社紹介:ペナシュール房総株式会社



ペナシュール房総は、2021年に設立され、国産クラフトラムの製造を行っています。古民家を改修した蒸留所では、南房総で採れたサトウキビを原料に、一本のラムを製造するための全過程を担っています。特に、この事業の特徴は、サトウキビの栽培から蒸留、熟成までを自社内で一貫して行う「Farm to Bar」のスタイルです。この取り組みは、地域の風土を反映させたラム酒づくりを可能にします。

ペナシュール房総の原料となるサトウキビは、自然栽培によって育てられ、香り豊かな酒質が生成されます。その努力は国内外で注目され、フランスの美食ガイド誌「ゴ・エ・ミヨ」において「ラム酒に携わる世界の15人」に選出されるなど、多くの評価を受けています。さらに、千葉大学との連携により、サトウキビの搾りかすを使用したラムの新しい製造方法も開発。特許の申請も行っています。

JR東日本との協業の目的



今回の出資は、JR東日本グループとペナシュール房総の協業関係を深める契機とされています。両者は、クラフトラムを中心とした事業の成長と地域の持続的な発展を同時に実現することを目指しています。これまでにも、外房線を活用したイベント列車でラム酒の提供を行うなど、地域活性化に向けた取り組みを進めてきました。

ペナシュール房総の“Farm to Bar”の理念は、農業、加工、発信、体験という四つの要素が組み合わさっています。事業が広がる過程で、南房総との長期的かつ世代を超えたつながりを育むことが期待されます。さらに、観光や教育の面で地域の関係者と連携しながら、地域に留まり、繋がる人が増える循環の創出も目指しています。

将来への展望



ペナシュール房総は、将来的に「BOSOを一杯!」と世界中の酒場で注文される存在になることを目標にしています。この地域特有のサトウキビを使ったラム製造は、地域の文化や風土を世界へ発信する手段であります。JR東日本とのパートナーシップは、地域発のクラフトラム酒の成長を加速させ、持続可能な地域づくりにも寄与するでしょう。

JR東日本ローカルスタートアップファンドは、地域を活性化させる事業に対して持続的な成長を見込んで出資を行っています。今後もこの種の協業が地域に根付いていくことが期待される中、ペナシュール房総の活動には大いに注目が集まります。


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会社情報

会社名
JR東日本スタートアップ株式会社
住所
東京都港区高輪2-21-42 TokyoYard Building 6・7F
電話番号

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