樽スティックの魅力
2025-11-11 11:16:52

檜原村の木を使って新たな風味を生み出す樽スティックプロジェクトの魅力

檜原村の木を使って新たな風味を生み出す樽スティックプロジェクトの魅力



東京都立産業技術大学院大学(AIIT)を拠点に、板倉研究室の学生たちが進めている地域振興プロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトは、東京都檜原村を舞台に、地域の豊かな資源を活かした新しい商品、「樽スティック」の開発に取り組むものです。これにより、地域の活性化と持続可能な開発を目指しています。

樽スティックとは?



樽スティックは、ウイスキーや焼酎などのお酒に、特製の木のスティックを浸けて風味を変化させるというユニークな商品です。一般的にウイスキーは樽で熟成されることで香味が変わりますが、樽スティックではこのプロセスを簡単に再現できます。1本のスティックをボトルに入れるだけで、数日から数週間のうちに味や香りが豊かに変化していきます。

木材の種類によって異なる特色があり、例えばナラのスティックはまろやかさや甘みを提供し、杉はフルーティーな印象、檜は独特の強い香りが特徴です。このように、樽スティックは日本の木材を余すことなく活用した商品として、新たな飲酒体験を提供します。現在、市場は小規模ですが、お酒を楽しむ新しい方法として期待が高まっています。

開発の背景と学生の取り組み



このプロジェクトに取り組んでいるのは、社会人が主体となる板倉研究室の学生たちです。彼らは、日々の仕事の合間に檜原村の木材を有効活用する方法を模索し、まずは市場調査を行いました。その結果、端材から樽スティックを作るアイデアが浮上しました。学生たちは、檜原村内の関係者にプロジェクトのビジョンを説明し、協力を得ながら試作品の設計や製造に取り組みました。

実験的に製作したスティックは、杉、ナラ、檜の3種類で、それぞれの味の変化を数ヶ月間にわたって記録しました。お酒の味わいに与える影響を厳密に調査し、最終的には多くの人にその魅力を伝えるための体験会も実施しました。

地元イベントでの体験会



体験会は毎年夏に開催される「払沢の滝ふるさと夏まつり」のAIITブースにて行われました。このブースでは訪れる人々に樽スティックの試飲を勧め、参加者からは数多くの好意的なフィードバックが寄せられました。「木の種類により風味が変わるので、さまざまな楽しみ方ができる」「気分によってスティックを選びたい」といった声が聞かれる中、檜原の自然を身近に感じることで多くのファンが生まれつつあります。

今後の展望



これからの活動として、2025年11月29日には「第4回檜原森の生き方フォーラム」でこれまでの成果が発表される予定です。フォーラムでは、学生たちの活動報告に加え、檜原村で活動している地域おこし協力隊や同大学の他の研究室の講演なども行われます。また、樽スティックのさらなる商品化に向けて、地域の観光資源と連携して販路の拡大を図っていく予定です。

さらに、都民の森との協力を進め、実際に樽スティックを作成する木工体験メニューの提供も計画されています。体験を通じて地域への理解が深まり、さらなる支持を得ることを目指しています。

これまでの活動はYouTubeチャンネルを通じて公開されており、多くの人に関心を持ってもらえるような情報発信を続けています。樽スティックは、地域の良さを再発見し、地域の価値を高めていくプロダクトとして、今後も注目を集めていくでしょう。


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会社情報

会社名
東京都立産業技術大学院大学スタートアップ・アクセラレーター研究所
住所
東京都品川区東大井1-10-40板倉宏昭研究室
電話番号
03-3472-7831

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