障がい当事者のアートを楽しむメタバースイベント
神奈川県は、障がいを持つアーティストたちが創作した作品を展示するメタバースイベント「かながわ“ともいきアート”ワールド2025」を開催します。このイベントは、2025年の2月5日から19日までの期間限定で行われ、さまざまなデジタルコンテンツが楽しめる貴重な機会です。
イベントの詳細
「かながわ“ともいきアート”ワールド2025」は、インターネット上の仮想空間で開催され、障がい当事者によるアートを存分に楽しむことができます。展示の内容は、デジタルハリウッド大学大学院の白井暁彦特任教授の指導のもとで制作された、2コマや4コマ漫画などの作品が含まれており、合計で18作品が展示されます。他にも、2018年11月に横浜赤レンガ倉庫で開催された第1回かながわともいきアート展の入賞作品や招待施設の作品データも24作品展示される予定です。
メタバースプラットフォーム
このイベントは、メタバースプラットフォーム「REALITY Worlds」において行われ、誰でも参加しやすい形式になっています。参加には、アプリ「REALITY」をスマートフォンやタブレットにダウンロードし、簡単な手順でアクセスできます。参加は無料で、事前の申し込みは必要ありません。
1. アプリ「REALITY」をダウンロードする。
2. 「ワールド」タブを開き、「かながわ“ともいきアート”ワールド2025」を選択する。
3. 「プレイする」ボタンをタップして、ワールドの配信を開始する。
特別ライブ配信イベント
このメタバースでは、2月14日には特別なライブ配信イベントも予定されています。白井特任教授と障がい当事者たちが、自身のアバターを通じて、デジタルコンテンツの制作にまつわるエピソードを語り合います。ライブ配信は、13時30分から14時30分までの間に行われ、参加方法は通常のイベント参加と同様です。なお、記念撮影やワールド散策の時間も設けられ、楽しいひと時が提供される予定です。
白井暁彦教授の紹介
白井暁彦教授は、東京工業大学で博士号を取得し、デジタルハリウッド大学大学院の特任教授として、VRエンターテインメントや触覚技術の研究を行っています。これまでも多くの国際的なプロジェクトに携わっており、最新の技術を使用したアートや体験を通じて、若者育成やイノベーションの推進に貢献しています。
より多くの方に体験してほしい
「かながわ“ともいきアート”ワールド2025」は、障がい当事者のアートを楽しむだけでなく、彼らの思いや表現にも触れることができる貴重な機会です。興味のある方はぜひ参加して、メタバースの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。イベントの詳細や最新の情報は、神奈川県の公式ウェブサイトでも確認することができます。みなさんの参加をお待ちしています!