2025年OpenSSFアニュアルレポート日本語版の発表
本日、Open Source Security Foundation (OpenSSF) より、2025年アニュアルレポートの日本語版が公開されました。このレポートは、過去1年間における目覚しい進展やコミュニティへの寄与を振り返り、オープンソースに関する安全性や回復力の向上に焦点を当てています。
レポートの概要
このアニュアルレポートでは、OpenSSFの影響力や2025年に達成した数々の進捗を包括的に解説しています。オープンソースセキュリティにおける課題や、マイルストーン、コミュニティの取り組み、技術的な成果に関する情報が豊富に盛り込まれており、読者にとって非常に価値のある内容となっています。特に、リーダーシップやワーキンググループからの洞察、教育プログラムや政策イニシアティブの最新情報、さらには主要な業界イベントやコラボレーションを通じたOpenSSFのグローバルな展開についても詳しく紹介されています。
数字で見る2025年
興味深いデータも掲載されており、以下のような成果が達成されています:
- - オープンソースセキュリティ推進のための組織数:112の組織から262人以上のアクティブな貢献者が参加。
- - ワーキンググループと技術的取り組み:10のワーキンググループにより32のプロジェクトや関連プロジェクトが実施されています。
- - トレーニング参加者数:OpenSSFのトレーニングプログラムに約20,000件のコース登録があり、5,700人以上がEUサイバー回復力法(Understanding the EU Cyber Resilience Act)に関するコースに登録しました。
- - 技術的イニシアチブへの資金提供:OpenSSF TACは、様々なセキュリティ強化に向けて14の技術イニシアチブに$663,248を提供しました。
- - 外部イベントでの参加:年間で20件の外部イベントにおいて、60本以上のスピーチが実施されています。
- - コミュニティイベントの開催:世界各地での11のコミュニティイベントが成功裏に開催されました。
皆様との共同の旅路
今年のアニュアルレポートは、私たちが共に歩んできた道のりを祝う機会でもあります。この1年で成し遂げたことは、オープンソースの未来に向けての新たな旅路を示しています。今後も安全で回復力のあるオープンソースコミュニティづくりを進めるための鍵となるのは、進歩、創造性、そして継続的なコラボレーションです。皆さんと一緒にこの旅を続けていくことを心待ちにしています。
日本語版翻訳協力
今回の日本語版翻訳には、OpenSSF Japan Chapterの翻訳チームが協力しています。具体的には、清海佑太(本田技研工業)、川名のん(日立製作所)、下沢拓(日立製作所)、余保束(ルネサスエレクトロニクス)、池田宗広(サイバートラスト)が関与しています。
このレポートを通じて、多くの方々にオープンソースセキュリティの重要性を再確認していただければ幸いです。皆様からのフィードバックもお待ちしております。