食品安全委員会の第1006回開催が決定
食品の安全性を担保するために設立された「食品安全委員会」が、第1006回の会合を令和7年12月16日(火)に開催します。今回の会合では、様々な議題が取り上げられます。この委員会は、食品安全基本法に基づき、食品に関するリスクを評価し、それに対する対策を講じる重要な役割を果たしています。
開催日時と場所
開催は、12月16日(火曜日)14時からで、場所は東京都港区の虎ノ門アルセアタワー内にある食品安全委員会第一会議室です。
議事内容
議事では、農薬や遺伝子組換え食品に関する最新の情報を、リスク管理機関から聴取する予定です。特に、農薬については8種の化学物質が取り上げられます。
農薬のリスク評価
農薬に関しては、農林水産省から以下の化学物質に関する説明があります。
- - ピロキロン
- - S-メトラクロール
- - アシノナピル
- - イプトリアゾピリド
- - キザロホップエチルおよびキザロホップPテフリル
- - ピフルブミド
- - メタラキシルおよびメフェノキサム
これらの農薬の安全性についての評価と、今後の使用ガイドラインに関する情報が議論される予定です。
遺伝子組換え食品の説明
また、遺伝子組換え食品についても、特定品目としてDN-E4株を利用して生産されたL-エルゴチオネインに関するリスク評価が行われます。
傍聴方法
本会合は一般の方にも傍聴できます。傍聴を希望される方は、【内閣府共通意見等登録システム】を通じて、12月15日(月)12時までにお申し込みが必要です。傍聴席には限りがあるため、先着順での受付となります。なお、傍聴希望者には、当日配布される資料がウェブサイトで事前に公開される予定です。これにより、会合をより理解しやすく、参加することが可能になります。
動画配信のご案内
会合の様子は動画でも配信されますので、会場に訪問できない方でも参加感を得ることができます。動画視聴を希望する方も、同様に申し込み手続きが必要で、申し込んだ方には、視聴に必要なURLがメールで送信されます。
報道関係者向け情報
取材を希望する報道関係者も、同様の手続きで申し込みが求められます。取材の際の撮影については、会合の冒頭のみ許可されていますので、注意が必要です。
食品安全委員会の会合は、我々が日常的に口にする食品の安全性を確保するために欠かせないプロセスです。今後もこのような取り組みが続くことを期待しています。