新社会人の投資熱は上昇中!7割が投資経験あり、初任給・ボーナスも投資へ
2024年4月に入社した新社会人の7割が投資経験を持ち、そのうち6割以上が初任給やボーナスを投資に活用していることが、Global X Japan株式会社の調査で明らかになりました。
今回の調査は、金融教育が強化された世代が実際にどの程度投資に取り組んでいるのかを知るために行われました。調査結果からは、新社会人の投資に対する意識の高さと、金融教育の影響が見て取れます。
学生時代から投資を始める人が増加
投資経験者の約3分の2は、学生時代に投資を始めたと回答しました。特に大学生や中学生から投資を始めた人が多く、新社会人の投資に対する意識の高さを感じられます。
新NISAとETFへの理解も高い
新社会人の投資経験者の多くは、新NISAの内容やETFについて理解しており、実際にETFを活用している人も少なくありません。新NISAやETFに関する情報への感度が高く、投資に関する知識も豊富であることが伺えます。
老後資金の備えが投資目的のトップ
新社会人が投資を行う目的として最も多かったのは、「老後資金の備え」でした。年金制度への不安や「老後2000万円問題」が、若年層にも深刻な問題として認識されていることを示しています。
投資したいテーマは「半導体」「AI」「高配当」など
投資したいテーマとして、「半導体」「AI」「高配当」「ゲーム&アニメ」などが人気を集めています。新社会人は、将来性のある分野や成長が期待できるテーマに投資したいと考えているようです。
初任給・ボーナスの使い道は「親へのプレゼント」がトップ
初任給やボーナスは、自分のために使うだけでなく、親へのプレゼントとして使う人も多く、新社会人の感謝の気持ちを感じられます。
若年層へのETF普及に向けた取り組み
Global X Japan株式会社は、今回の調査結果を受けて、今後も幅広い年代層へのETF普及を目指し、投資教育や情報提供を積極的に行っていく予定です。
若年層の投資に対する意識の高まりが印象的
今回の調査結果から、新社会人の投資に対する意識の高さに驚きました。7割が投資経験を持ち、そのうち6割以上が初任給やボーナスを投資に活用しているという数字は、以前とは大きく異なり、若年層の投資に対する関心の高まりを感じます。
特に、学生時代から投資を始める人が増えている点は注目すべきです。金融教育の強化や情報アクセスの向上により、若年層は投資を身近なものとして捉えるようになり、将来への備えを意識した行動を起こしていることがわかります。
また、新NISAやETFへの理解度も高く、投資に関する知識や情報収集能力も高いことが伺えます。これは、インターネットやスマホなどを通じて、様々な情報に容易にアクセスできる環境が整備されたことによる影響も大きいでしょう。
一方で、投資目的として「老後資金の備え」が上位にランクインしたことは、年金制度への不安や将来への不確実性を背景に、若年層も自助努力の必要性を認識していることを示しています。
投資は、あくまでも将来の生活設計の一環として、長期的な視点で取り組むべきものです。若年層が投資を通じて資産形成の基礎を築き、将来への不安を軽減できるよう、適切な情報提供や教育が重要になります。
Global X Japan株式会社が掲げる、幅広い年代層へのETF普及に向けた取り組みは、投資の選択肢を広げ、より多くの人が資産形成に取り組める環境を作る上で重要な役割を担うでしょう。