新たに生まれ変わるこはく本舗、食文化の未来を切り拓く
福岡に本社を置く株式会社明治屋が、2023年11月4日より社名を「こはく本舗」に変更することが発表されました。この変更は、トライアルホールディングスの傘下として、業界のニーズに応じた新たな価値の創造に向けたものです。
明治屋ブランドは、長年にわたりトライアルで人気のお惣菜を提供し、多くのお客様から信頼を得てきました。新たに「こはく本舗」となることで、さらに食文化の深化とその魅力的な発展を目指す意向を表明しています。2024年には西友との経営統合を予定しており、これを機に日常生活を彩る食の選択肢を広げるための取り組みが強化されることでしょう。
「こはく」という名称には、食の中に宿る美しさと温かさを大切にするという思いが込められています。この言葉は、時代を超えて輝きを保つ特徴を象徴しており、伝統と革新を融合させ、長く愛され続ける食ブランドを目指す姿勢がうかがえます。
こはく本舗が目指すビジョン
こはく本舗の代表取締役社長 北川雅章氏は、「こはく本舗」という名前には、“時を超えて愛される美味しさを届けたい”という願いがあると語ります。彼は、食を通じて人々の生活を豊かにし、幸せにすることが自社の使命であると強調しており、トライアルグループの一員としてデータやテクノロジーを活用しながら、手作りの温かみと便利さを兼ね備えた新たな食文化の提案を行う意欲を見せています。
引き続き人気商品の販売を継続
こはく本舗では、これまでお客様に支持されていた「ロースかつ重」や「自社製おはぎ」などの人気商品も継続して販売します。特に、ロースかつ重は年間約1,300万食を売り上げる人気商品で、プロの職人が監修したものであり、データ化された調理法に基づくカツ重専用の調理マシンによって、一貫した味を提供しています。また、自社製おはぎには北海道産の厳選された小豆と国産のもち米を使用し、130gを超える大きさながら、低糖であっさりとした味わいに仕上げています。
今後の展望
今後の「こはく本舗」は、季節ごとの限定メニューや地域の特産物を活かしたコラボレーション企画などを展開する予定です。食のことについて真剣に考え、食を通じた人々の幸せを追求し、高品質で個性的な商品を提供することで、より豊かな食文化を築いていくことを目指します。消費者のニーズに合わせた食の提案を行い、日々の生活に彩りを加える役割を果たしていくことでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社こはく本舗(旧社名: 株式会社明治屋)
- - 代表取締役社長: 北川雅章
- - 本社所在地: 福岡県福岡市多の津1丁目7番5号
- - 設立: 2009年6月
- - 事業内容: 総菜製造業
- - URL: こはく本舗公式サイト
この社名変更は、食文化への新たな挑戦の始まりです。今後のこはく本舗がどのように成長し、食を通じた新しい価値を提供していくのか、その動向に注目が集まっています。