海のごちそう祭2024
2024-07-19 16:35:40

海の恵みを味わいながら鳥取の未来を考える祭りが開催

とっとり海のごちそう祭2024が開催されました



2024年7月15日、鳥取市賀露町で「とっとり海のごちそう祭2024」が開催され、地元の恵みを楽しみながら海の環境問題について考える一日となりました。本イベントは、鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会が主催し、地域の飲食店などで育てたウニを中心に、様々な海の幸を堪能しながら参加者が学び合う場を提供しました。

鳥取の海とウニの大切さ


このプロジェクトでは、ムラサキウニの大量発生による藻場の衰退を解決するため、ウニを蓄養し、地域の食文化と結びつける取り組みが推進されています。海の幸を美味しく味わうことで、環境問題への意識を高め、地域住民が共に豊かな海の未来を育むことを目的としています。

開会式では、岡垣鳥取県農林水産部長が「鳥取の豊かな海を守り育てていくことの重要性」を語り、参加者に熱いメッセージを送りました。その後、青谷高校や鳥取環境大学の学生がウニに関連した調査活動について発表し、来場した皆さんの関心を引きました。

ウニを楽しむ多彩なプログラム


参加者は、ウニ醤油を使った創作料理「ウニそうめん」を試食し、地元の食材を用いた料理に触れる貴重な体験を得ました。「サザエ料理教室」では、参加者が自らサザエをさばき、ウニやサザエのつぼ焼きを作る楽しみを味わいました。説明に従って実際に料理をした参加者からは、「自分でも試してみたい」といったコメントが寄せられました。

また「ウニ物知りクイズ大会」では、磯焼け問題について学ぶ機会が提供され、参加者は興味を持って挑戦。多くの人が正解する姿が見られ、地域の環境問題に対する意識の高まりが感じられました。

参加者の声と今後の展望


参加者からは、多くの前向きな声が寄せられました。「魚すくい取りが楽しかった!」「海の問題を知ることができた」といった素直な感想が目立ち、次世代に向けた環境教育の必要性が再確認されました。保護者からも、「子どもが普段触れられないものに触れて喜んでいた」との声があり、このような取り組みがより多く行われることを期待する意見が多く見られました。

鳥取ブルーカーボンプロジェクトの取り組み


鳥取ブルーカーボンプロジェクトは、多くの団体と連携して藻場再生に向けた取り組みを進めています。日本財団の「海と日本プロジェクト」とも連携し、地域の豊かな海を未来へつなげるため、さまざまなイベントや活動を展開しています。

公式サイトでは、さらなる情報が掲載されているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。今後も鳥取の海を楽しみながら、その保護について考える機会が増えることを願っています。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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