アスエネが新たなGX・ESG動画学習サービスを開始
アスエネ株式会社(東京都港区)は、このたびGX・ESG動画学習サービス「ASUENE ACADEMY」を新たに提供開始しました。このプログラムは、気候変動に関する科学的知識を深めるために設計されており、IPCCの評価報告書の主執筆者である江守正多氏が監修を行っています。このサービスは、企業がGX(グリーントランスフォーメーション)やESG(環境・社会・ガバナンス)を推進するために必要な人材育成や体制構築を包括的に支援することを目的としています。
GX・ESG経営の重要性
脱炭素社会の実現には、企業が直面する様々な課題があります。特に、GX人材の育成は急務であり、経済産業省はGXリーグを通じて、GX人材に必要なスキルやリテラシーの標準を策定しました。しかし、多くの企業にとって、GX推進に必要な専門知識と実践スキルを持つ人材が不足しています。この現状は、特に大企業がサプライチェーン全体での脱炭素経営を進める際に、サプライヤー企業が必要な知識やリソースを欠いていることから、より顕著になります。
「ASUENE ACADEMY」の特徴
「ASUENE ACADEMY」は、企業のGX・ESG経営を推進するための具体的なソリューションを提供します。特徴として、江守正多氏による科学的知見に基づいた教育プログラム、知識の習得度を可視化する検定機能、さらに実行支援までを含む包括的なサポートが挙げられます。提供されるカリキュラムは、経済産業省GXリーグの「GXリテラシー標準」にも準拠しており、企業にとってすぐに実践可能な内容です。講座は各約10分の動画形式で、短時間で効果的に学ぶことができます。
今後は、環境省の脱炭素アドバイザー資格認定制度への申請を予定しており、そのために必要な内容も準備しています。これにより、環境だけでなく社会・企業統治におけるESGの重要性に対する理解を深めることが可能です。
監修者のプロフィール
江守正多氏は、東京大学の教授であり、IPCCの評価報告書の主執筆者として著名です。彼は気候変動に関する深い知識と経験を持ち、GHG(温室効果ガス)管理の分野での権威でもあります。また、気象予報士の千種ゆり子氏もアスエネのコンサルタントとして活躍し、さまざまなメディアで気象情報を提供してきました。
アスエネ株式会社のビジョン
アスエネの代表取締役CEO、西和田浩平氏は「次世代によりよい世界を」というミッションのもと、企業の脱炭素経営を支援しています。彼は、GX・ESGに関する教育のニーズが高まる中で、「ASUENE ACADEMY」が企業に対して具体的な知識と行動を提供することで、より持続可能な経営を実現する手助けをすると述べています。
アスエネでは、複雑なCO2排出量算出をサポートする「ASUENE」や、企業のESG経営を可視化する「ASUENE ESG」など、脱炭素社会の実現に向けた様々なサービスを展開しています。これにより、企業の環境対応を促進する取り組みを総合的に支援し、未来の持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。
会社概要
- - 会社名: アスエネ株式会社
- - 事業内容: CO2見える化サービス、ESG評価プラットフォーム、GX・ESG人材特化型ダイレクトリクルーティング
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
- - URL: アスエネ
このように、「ASUENE ACADEMY」を活用することで、多くの企業がGX・ESGの取り組みを加速し、持続可能な経営に向けての一歩を踏み出すことが期待されます。