ぐるなびと東京工業大学が共同研究で発酵食品の可能性を探る!
株式会社ぐるなびと東京工業大学は、日本の食文化を支える発酵をテーマとした「ぐるなび食の価値創成共同研究」を実施しており、その成果を2024年7月30日から3日間、東京ビックサイトで開催される「第3回 国際発酵・醸造食品産業展」で発表します。
今回の発表では、東京工業大学がブース内で共同研究に関する研究成果を紹介するほか、同時開催の「発酵アカデミックフォーラム」において「Lactiplantibacillus plantarum KY5-ES5株による粘性発酵物の可能性と展望」をテーマにセミナー講演を行います。
曳糸性をもたらす乳酸菌株「Lactiplantibacillus plantarum KY5-ES5株」とは?
ぐるなびは、発酵漬物から単離した乳酸菌「Lactiplantibacillus plantarum KY5-ES5株」(特許出願済)の研究成果を発表します。この乳酸菌は、菌体外多糖の生成量が非常に多く、発酵物に粘性を与えます。植物性と動物性の原料の両方を発酵することができ、豆乳や牛乳の発酵物は糸を引く性質を示すことが確認されています。
セミナーでは、この乳酸菌が生成する多糖の化学的特性などを含め、これまでの研究結果と商品開発の可能性について詳しく解説する予定です。
「ぐるなび食の価値創成共同研究」とは?
「ぐるなび食の価値創成共同研究」は、日本の食文化を支える微生物の研究を通して、食と地域のブランディングを実現し、食に付随する多次元情報(微生物ゲノム、機能、栄養、文化的背景)を用いた新たな価値創造を目指しています。
2016年6月から東京工業大学生命理工学院 山田研究室と共同で「ぐるなび食の価値創成共同研究講座」を開設し、2019年6月からは「ぐるなび食の価値創成 共同研究」として新体制で研究を継続しています。
研究成果は商品開発や企業との協業へ
ぐるなびは、この共同研究で得られた成果を基に、商品開発や企業との協業を進め、日本の食文化のさらなる発展に貢献していきます。
発酵食品の可能性を感じてみよう!
今回の国際発酵・醸造食品産業展では、発酵食品に関する様々な展示やセミナーが行われます。ぐるなびと東京工業大学の共同研究成果はもちろんのこと、発酵食品の魅力や可能性に触れることができる絶好の機会です。ぜひ足を運んでみてください。
※セミナー聴講は事前申し込み制です。
詳細はこちら:
第3回 国際発酵・醸造食品産業展:https://hakkoexpo.jp/
発酵アカデミックフォーラム:https://hakkoexpo.jp/academic/
* セミナー詳細:https://hakkoexpo.jp/seminar/
招待コードは広報グループまでお問合せください。