沖縄の循環型社会
2021-07-06 09:45:39

沖縄のフードリボン、パイナップルで循環型社会を目指すプロジェクト始動

沖縄のフードリボンが挑戦する新たな循環型社会



沖縄県の大宜味村に拠点を置くフードリボンが、サステナブルな循環型社会を目指し、パイナップルを利用した革新的なプロジェクトを開始しました。この取り組みは、廃棄される運命にある素材に新たな価値を見出し、環境問題の解決に貢献することを目的としています。

循環型社会の実現に向けた活動



フードリボンは、「捨てるものがない明日へ」という理念のもと、沖縄の自然の恵みを最大限に活かす方法を模索しています。大量生産・大量廃棄の社会課題に立ち向かい、未利用の資源を生まれ変わらせることで、持続可能な未来を築くことを目指しています。これに関連する教えが、地元の村の年長者から受け継がれてきたことが、同社の活動の背景にもあります。

「くわまーが かふうあらしみそーれとぅくとぅみそーれ」という言葉には、世代を超えて幸せを願うことの大切さが込められています。この教えを胸に、フードリボンは命を育む大切な文化と風土から養われた企業哲学を反映しながら、地域産業の振興にも取り組んでいます。

クラウドファンディングの挑戦



7月2日から開催されるクラウドファンディング「ベルトラ Zenes」において、フードリボンはプロジェクトへの支援を呼びかけています。同プロジェクトは、沖縄県のパイナップル葉の加工にかかる設備投資や事業認知度の向上を目的にしており、参加することで支援者は環境保護活動に貢献できます。これにより、循環型社会への新たな一歩を踏み出すことができます。

特別なリターン品も用意



プロジェクトの魅力の一つは、支援者へのリターン品です。特におすすめなのが、沖縄で生産される貴重なパイナップル「ゴールドバレル」です。これは、農業生産法人「株式会社沖縄美ら島ファーム」とのコラボレーションによって誕生したもので、フードリボンのオリジナルギフト箱に詰められ、鮮度抜群の状態でお届けされます。

さらに、パイナップルの生産過程からは繊維が得られ、それを利用してファッションアイテムや生分解性プラスチックが作られるという、循環型社会に向けた試みも展開されています。 これは世界初の取り組みでもあり、環境に優しい未来を形にするステップとなるでしょう。

沖縄から世界への発信



フードリボンは、このプロジェクトを通じて、沖縄の素晴らしい資源と文化を広めると同時に、次世代への責任を果たすべく活動しています。彼らは、パイナップルのもたらす可能性を最大限に引き出しながら、循環型社会の実現に向けた具体的な一歩を踏み出しています。この取り組みが広がることで、多くの人々に新しい価値を提供できることを願っています。

ぜひ、フードリボンへの支援や情報の拡散をお願い致します。沖縄の未来が、より持続可能で豊かなものになるように共に考えていきましょう。

会社情報

会社名
株式会社フードリボン
住所
沖縄県国頭郡大宜味村饒波2216-1
電話番号
098-917-1830

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