TradeWaltz年始セミナー
2021-01-28 13:00:04
国際フレイトフォワーダーズ協会で年始セミナー開催、TradeWaltzの進展を語る
国際フレイトフォワーダーズ協会での新たな貿易プラットフォームの展望
2021年1月27日、水曜日、国際貨物輸送業界の代表団体である「国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)」が毎年恒例の年始セミナーをオンラインで開催しました。このセミナーでは、貿易プラットフォーム「TradeWaltz®」が主体となり、今後の物流業界における貿易業務の効率化について語られました。
グローバリズムの波と貿易の未来
新型コロナウイルスの影響もありつつ、日本における貿易需要は急増。毎年約5.0%の成長を見せていますが、同時に少子高齢化の影響で貿易実務を担う人手は不足。この現状を打破するためには、業務の効率化が必須らしいです。特に、貿易実務を行う専門家の数が減少傾向にあるため、さらなる対策が求められています。
TradeWaltzの役割
TradeWaltzは、ブロックチェーン技術を活用し、伝統的な紙書類の電子化を進めることを目指しています。このプラットフォームは、貿易業務の効率改善とリモートワークを可能にし、業界全体の作業効率を大幅に向上させる可能性を秘めています。昨年11月には、99%の関係者が利用する通関システム「NACCS」と提携し、日本全体を対象としたサービスの充実に向けた歩みを進めています。
セミナーの内容と期待
今回のセミナーでは、TradeWaltzのサービス展開及び、NVOCC(非船舶運送業者)へのメリットについてフォーカスが当てられました。
講演内容:
1. 貿易コンソーシアム時代からのTradeWaltz事業開始の背景
2. TradeWaltzのサービス詳細(機能、運用方法、参加方法、料金体系等)
3. 様々な関連団体との連携について(NACCS、省庁との連携など)
喫緊の課題である貿易業務の効率化について、多くの参加者が興味を示し、今後の可能性を共有しました。
関係者からのコメント
セミナー登壇者であるトレードワルツのCEO、小島裕久氏は「JIFFAの会員にTradeWaltzを紹介できることは名誉であり、日本の貿易業務の効率化を進めるためには物流事業者の協力が不可欠」と意気込みを語りました。一方、JIFFA情報委員会の委員長である渡部雅泰氏は、「オンラインセミナーを通じて、ブロックチェーン技術を用いたプラットフォームと、今後のシステム対応について知見を得る素晴らしい機会になった」と言及し、アーカイブの配信も検討しているとのことです。
結論
今後もTradeWaltzは、日本における貿易業務の効率化へ向けて、さらなるブロックチェーン技術の導入を進めていく意向を示しています。この変革は、物流業界のみならず、日本が国際貿易において競争力を維持するためにも、重要な意味を持っていると感じられます。
このセミナーを契機に、TradeWaltzには新たな展開が期待されており、物流業界の未来に希望をもたらすかもしれません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社トレードワルツ
- 住所
- 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング36階WORKSTYLING
- 電話番号
-
03-4567-6327