かすみがうら梨ピューレマルシェ
2023-12-04 15:00:02

廃校キャンプ場で地域活性化!かすみがうら市の梨ピューレが大人気

廃校キャンプ場で地域活性化!かすみがうら市の梨ピューレが大人気



茨城県かすみがうら市で、地域活性化を目的としたユニークなマルシェが開催されました。舞台となったのは、旧佐賀小学校を改装した廃校キャンプ場『CAMPieceかすみがうら』。ここでは、12月9日、『でじまるしぇ』と『ダイハツマルシェ』のコラボイベントが開催され、多くの来場者で賑わいました。

このマルシェの一番の目玉は、なんといっても「みんなでつくったかすみがうらの梨ピューレ」。かすみがうら市では、梨の生産が盛んな一方で、未利用の梨が課題となっていました。そこで、市内の中学生と協力して、このピューレが開発されました。2022年から始まった産学官連携プロジェクトの成果であり、2023年10月からの販売開始以来、じわじわと人気を集めています。

マルシェでは、250g入りの梨ピューレが販売され、来場者からは「そのまま食べても美味しいし、料理にも使えそう」と好評でした。ピューレは、旬の時期以外でも楽しめるため、年間を通して地元の恵みを味わえる点が魅力です。また、ふるさと納税の返礼品としても提供されており、市のPRにも一役買っています。

梨ピューレだけでなく、地元農家グループ『結の市』が栽培した、農薬・除草剤・化学肥料不使用のこだわり野菜も販売されました。『結の市』は「食べて美味しいだけでなく、体に優しく、環境にも優しい野菜づくり」をモットーに、環境負荷の少ない自然栽培にも取り組んでいます。安心安全な野菜は、来場者から高く評価されました。

マルシェでは、ダイハツ工業の移動販売車『Nibako(ニバコ)』も活用されました。『Nibako』は、軽トラックの荷台に設置可能な荷箱を活用した移動販売車であり、小売業者の移動販売をサポートするものです。このマルシェでは、フードロス削減の取り組みと地元農産物の魅力を来場者に伝える役割を果たしました。

さらに、キッチンカー『楽歩(らふ)』では、梨ピューレを使った料理や、『結の市』の野菜を使ったメニューが提供され、マルシェを盛り上げました。『楽歩』は、肩の力を抜いて、人生を楽しみながら進んでいこうという想いを込めた屋号で、地域イベントへの出店を通して、地元の人々との繋がりを深めています。

今回のマルシェは、地元の中学生、農家、企業、そして地域おこし協力隊などが連携して開催された、まさに地域一体となった取り組みでした。かすみがうら市の積極的な地域活性化の姿勢と、サステナビリティへの意識の高さが感じられるイベントとなりました。梨ピューレをきっかけに、かすみがうら市の魅力が全国に広まることを期待しています。

関連情報

梨ピューレプロジェクト:http://kasumigaurafruits.com
結の市:https://instagram.com/yuinoichi10
CAMPieceかすみがうら:https://campiece.com/area/kasumigaura/
Nibako:https://nibako.daihatsu.co.jp/
楽歩:https://www.instagram.com/kasumi_laugh/
地域力創造株式会社:http://www.regional-revitalisation.jp/

会社情報

会社名
地域力創造株式会社
住所
東京都台東区浅草6-1-16HATCHビル
電話番号
03-6240-6969

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