鯖江市のプログラミング教育
2018-02-14 09:00:10
鯖江市で始まる子供向けオンラインプログラミング教育の新たな挑戦
鯖江市のオンラインプログラミング教育実験がスタート
福井県鯖江市で、子供たちのためのオンラインプログラミング教育の実証実験が始まりました。このプロジェクトは、教育サービスを手がける株式会社LEARNieが、株式会社jig.jpと特定非営利活動法人エル・コミュニティと共同で進めています。鯖江市の地元講師がレッスンを担当し、リアルタイムでコミュニケーションを取りながら、子どもたちが楽しくプログラミングを学ぶ新しい形の教育を実施します。
新しい教育のスタイル
この取り組みは、LEARNieが参加する「MURCアクセラレータLEAP OVER」にも関連しており、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの支援のもと、地方創生や教育革新を目指しています。プログラミング教育はただ技術を学ぶだけではなく、子どもたちが社会的スキルを身につける機会にもなることを目指しています。オンラインでの少人数グループレッスン(5名~8名)を通じて、全国各地の仲間と共に学び、交流する機会を提供します。
講師は地元から
鯖江市では、地域の有資源を活用することも重要な要素です。エル・コミュニティによって育成された地元講師が、生徒たちにプログラミングを指導します。この新しいアプローチは、従来の都市部の講師が地方に出向くモデルを打破し、今度は地方の講師が全国へ教育を提供するという斬新な試みです。この革新は、地方教育の再構築を目指しています。
地域と教育の融合
鯖江市がこのプロジェクトに取り組む背景には、SDGsの目標達成や地方創生を促進するという目的があります。鯖江市は、2018年に全小学校へのプログラミング教育導入を決定し、以後、jig.jpのIchigoJamという教材を使用してプログラミング教育を進めています。このように、地域企業と自治体、さらには市民が連携して教育への取り組みを推進しています。
もちろん、IchigoJamは非常に使いやすく設計されており、プログラミングが初めての子どもたちでも気軽に挑戦できる内容となっています。これにより、子どもたちがプログラミングを学ぶだけでなく、創造力や問題解決能力といった重要なスキルも身につけることが期待されています。
未来への展望
今後、鯖江市はさらなる教育の充実を目指し、他自治体との連携を進めていく予定です。教育の力を通じて地域を活性化し、新たな産業育成に取り組むことで、地方の未来を明るくしようとしています。オンラインプログラミング教育が、子どもたちにとって新しい学びの場となり、将来の可能性を広げる架け橋になればと願っています。これからの展開にもぜひ注目してみてください。
このような取り組みは、地域の教育が新しいカタチで進化を遂げる一例です。すべての子どもたちが、地域にとらわれることなく様々な知識を得ることができる機会を提供することが、今後の大きな目標となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社LEARNie
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2丁目22-6幸和ビル4F
- 電話番号
-
050-3630-1031