令和6年能登半島地震の被災者支援
令和6年に発生した能登半島地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。本市では、被害を受けた地域の皆さまを支援するために寄付金を集めており、この度その一部を活用して、特別支援が行われました。具体的には、地震の影響を受けている家庭へ子どもたちが必要とする学校用品が届けられました。
支援の現状
寄付金はこれまでに232件に上り、総額は49,451,550円に及んでいます(令和7年2月14日現在)。このうち、9,122,768円が実際の支援活動に活用されてきました。地震の影響を受けた子どもたちにとって、必要な学校用品を揃えることは非常に大きな負担となっています。それを少しでも軽減できるようにと、衣類や教材が無償で提供されました。
どのような支援が行われたのか
支援の一環として、金沢市内のNPO法人「制服バンク石川」を通じて、92世帯・157人の児童・生徒を対象にサポートを実施しました。提供された具体的な学校用品には以下のものがあります:
- - 衣類:体操服、赤白帽子、安全帽子、ポロシャツ、靴下、ワイシャツ、セーラーズニット
- - 学校教材:絵具セット、習字セット、鍵盤ハーモニカ、国語辞典
これらの支援物資は、令和7年3月2日に金沢市内で行われた提供会を通じて配布されました。この活動は、地震による家屋の損壊や生活への影響が大きい家庭の子どもたちにとって、本当に心強い支援となっています。実際に支援を受けた方々からは、「家の再建が見通せない中、支援は本当にありがたい」との声が寄せられ、感謝の気持ちが伝えられました。
子どもたちの反響
また、「地震によって家が全壊し、転校せざるを得なかった。新しい学校のために必要なものを整えることがとても大変なので、こうした支援は非常に助かる」との意見もありました。これは、支援が実際にどれほど役に立っているかを如実に語っています。地域の子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、その支援の輪は広がっています。
寄付金の受け付けについて
引き続き、被災者支援のための寄付金が募られています。支援を希望される方は、市の公式ウェブサイトを通じて寄付を行うことが可能です。どんな小さな支援でも、心がつながる一歩になります。これからも多くの皆さまに手を差し伸べていただければと思います。
詳しくは、
こちらのリンクをご覧ください。