新刊『ワンチュク国王から教わったこと』
2012-05-01 00:00:01

ブータン国王からの教えと日本人へのメッセージを紐解く新刊

ブータン国王の教えを活かして



ブータン王国第五代国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下とその国王妃、ジェツン・ペマ・ワンチュク陛下が日本を訪れた2011年、彼らのご滞在は日本人に多大な影響を与えました。特にその若き夫妻の姿勢には多くの人々が魅了され、感動を覚えました。このたび、彼らのメッセージを深く探る新刊『ワンチュク国王から教わったこと』が、2023年5月2日に株式会社PHP研究所から発売されます。

この書籍の著者であるペマ・ギャルポ氏は、ワンチュク国王夫妻の日本滞在中に通訳を務め、その際の心温まるエピソードや深い教えを伝えます。特に国王が語った言葉には、当時の苦境を乗り越えるための力強いメッセージが込められています。「いかなる国の国民も、決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし、仮にこのような不幸からより力強く立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。」この言葉は、多くの日本人の心に響くことでしょう。

また、国王の「龍は何を食べて大きくなるのか?」という質問には、経験こそが成長の源であるという意味が込められています。私たち一人ひとりが抱える“人格”という名の龍は、年を重ね、経験によって強くなるという考え方は、現代社会での生き方や価値観を見直すきっかけとなります。この見解に触れることで、読者は自分自身や周囲の人々との関係性を再考することができるでしょう。

さらに、ブータンの文化や国王夫妻が大切にする人間関係の在り方についても言及されています。「一緒に喜びや悲しみを分かち合える人間関係は最も大切です」といった言葉は、家族や友人との絆、そしてコミュニティの重要性を我々に教えてくれます。

本書は、家族と共に、学校や職場での振る舞いに至るまで、読者の生活全般において役立つ教訓が詰まっています。私たちが日常生活で忙しくする中で忘れがちな謙虚さや思いやりを再確認させてくれる内容であり、ひとりでも多くの日本人に手に取ってもらいたい一冊です。

書籍は、主要な電子書籍販売サイトでも同時に展開されていますので、紙媒体だけでなく、デジタル版でもアクセスできるのが魅力です。

著者プロフィール


著者のペマ・ギャルポ氏は、ブータン王国政府の首相顧問を務める他、桐蔭横浜大学の大学院教授であり、政治学の博士号を持っています。彼の豊富な経験と知識が活かされた内容は、多くの読者にとって心強い指針となるでしょう。彼はメディアでも活躍しており、日本とブータンをつなぐ重要な存在として、我々に貴重な視点を提供しています。

新しい視野を開くため、ぜひ『ワンチュク国王から教わったこと』を手に取って、その教えを受け取ってみてください。

会社情報

会社名
株式会社PHP研究所
住所
東京都江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント
電話番号
075-681-4431

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