JAPAN AIとBoxが手を組み、新たなAI活用の時代へ。
JAPAN AI株式会社は、ストレージサービス「Box」とのAPI連携が開始されたことを発表しました。この連携により、企業は自社のデータを安全に管理しつつ、最新のAI技術を効率的に活用できるようになります。
生成AIの広がる可能性
近年、AI利用が職場で注目されています。PwCコンサルティングの2024年6月調査によると、91%の企業が生成AIの導入を進めていると回答しています。これを受け、JAPAN AIは特に法人向けに特化した生成AI活用プラットフォームを提供しており、その中には「JAPAN AI CHAT(™)」や「JAPAN AI MARKETING(™)」が含まれています。これらのプラットフォームは、広告業界や製造業などさまざまな業種で導入が進み、企業の効率を上げる役割を果たしています。
Boxとの連携による利点
新たにBoxと連携したことで、企業からは「社内ストレージと連携したい」というニーズが高まっていました。この連携を実現することで、企業はファイルを一つずつ読み込む手間を省け、社内のデータを簡単に最新化できます。具体的には、「JAPAN AI CHAT(™)」や「JAPAN AI MARKETING(™)」に一度データを連携すると、その後はBox内のデータを更新するだけで自動的に最新情報をAIが取得します。
アクセス権の柔軟な設定
Boxの大きな特徴の一つが、高度なアクセス権設定です。フォルダやファイルごとにアクセスを制御できるため、JAPAN AIのサービスもこのアプローチに完全に対応しています。これにより、ユーザーは必要な情報だけにアクセスすることができ、企業のデータ管理が一層セキュアになります。
さらなる進化への期待
JAPAN AIは、BoxとのAPI連携をスタートにして、さらなる機能連携を推進していく考えです。最新のAI技術を常に監視し、迅速にアップデートを行うことで、企業にとって更に便利で効率的なサービスを提供することを目指しています。
JAPAN AIのサービス概要
-
JAPAN AI CHAT(™): 法人向けの生成AIで、社内データを元にした検索や回答生成が可能。多彩なプロンプトテンプレートが用意されています。
-
JAPAN AI SPEECH(™): 議事録を自動生成し、様々な形で要約・編集する機能を備えたAIサービス。
-
JAPAN AI MARKETING(™): マーケティングコンテンツを支援するAIサービスで、ペルソナ作成やコンテンツ制作までカバーしています。
まとめ
JAPAN AIとBoxの連携は、企業の生産性向上に向けた重要な一歩です。生成AIの活用が進む中、企業が持つデータを効率的かつ安全に扱うための手段が整い、多様な業種でのAI活用が進むことが期待されます。この進化を通じて、企業はさらなる成長を見込むことができるでしょう。