アバナードが新CEOにロドリゴ・カセルタ氏を任命
2024年8月15日、シアトル発のプレスリリースにて、アバナード株式会社はロドリゴ・カセルタ氏が新最高経営責任者(CEO)に就任することを発表しました。この人事は2024年9月1日付で実施されます。現CEOのパメラ・メイナード氏は8月末に退任し、マイクロソフト社のカスタマー&パートナーソリューションズ部門のAIトランスフォーメーションオフィサーとして新たな任務に就く予定です。
アバナードは、マイクロソフトのソリューションプロバイダーとしての地位を確立する企業であり、その本社は東京都港区に位置しています。新任のカセルタ氏は、10年前にアバナードに入社し、これまでグローバルテクノロジービジネスグループのリーダーを務めてきました。彼の豊富な経験と実績は、アバナードのさらなる成長に寄与することが期待されています。
パメラ・メイナード氏への感謝
取締役会の議長であるカーティク・ナレイン氏は、カセルタ氏のCEO就任を祝福し、これまでのパメラ氏のリーダーシップに感謝の意を表しました。「ロドリゴは、エンタープライズおよびミッドマーケットに関する専門知識を持ち、顧客への深い理解があるため、アバナードの成長をリードできる人物です」と述べています。
これに対してカセルタ氏は、「パメラが築いてきた道を引き継ぐことができて光栄です。顧客から信頼されるパートナーとして選ばれ続け、私たちの専門知識を活かして新しい挑戦に取り組むことを楽しみにしています」とコメントしています。
新たな挑戦と期待
カセルタ氏はブラジル出身で、最近シンガポールから米国に移住しました。彼はアジア太平洋地域及びラテンアメリカ地域において、大幅な収益の成長を牽引してきました。今後は、アバナードがマイクロソフトサービス部門でのリーディングポジションをさらに拡大できるかが注目されます。
前任のパメラ・メイナード氏は、アバナードでの16年間の経験を活かし、新しい職務に挑戦します。「アバナードの企業文化の発展に寄与できたことを誇りに思います。私が進む道も、AIがもたらす新たな革新の一端を担うものと確信しています」と彼女は語っています。
アバナードの特徴
アバナードは、マイクロソフトのエコシステムにおいて、革新的なデジタル、クラウド、アドバイザリーサービスを提供しています。世界26カ国に60,000人のプロフェッショナルが在籍し、顧客やその従業員に対する影響を誇っています。特に、インクルーションや多様性、ウェルビーイングを重視した企業カルチャーは、多くの評価を得ています。
アバナードは、親会社のアクセンチュアとともに、マイクロソフトの「Global SI Partner of the Year」を数多く受賞しており、持続可能な世界の構築にも取り組んでいます。公式Webサイトは
こちらです。
新CEOのカセルタ氏がアバナードをどう発展させていくのか、今後の動向に期待がかかります。