新たなスタート:リテールマネジメント研究会の設立
株式会社Goldratt Japanが、コミック版『ザ・ゴール4 在庫管理の魔術』の出版を記念し、リテールマネジメント研究会を発足しました。本研究会の目的は、小売業界の改革を推進し、持続可能な成長を目指すことです。業界のリーダーたちが集まり、経営方針や現場の課題解決に向けた議論が交わされます。
小売業の現状
日本の小売業は160兆円の市場規模を誇るものの、長年にわたって低価格競争や人手不足、過剰在庫といった課題に直面しています。このため、業界全体の収益性が低下し、現場の疲労が蓄積されています。今求められているのは、業務の効率化やデジタル化だけでなく、従業員がその仕事に誇りを持ち、持続的な価値を生む経営モデルへのシフトです。
研究会の目的と活動
リテールマネジメント研究会は、現場での具体的な事例に基づいて新たな発見を促す場となります。知見を共有し、楽しみながら学べる機会を設けることで、業界全体のレベルアップを図ります。
初回のイベントは東京・飯田橋に位置する「CANAL CAFE」で開催され、定員は50名を予定しています。参加者は著名な講師からの貴重な講演を受けたり、ネットワーキングの場で意見交換を行うことができます。参加費は8,000円で、事前決済が必要となります。なお、セミナーのみの参加も選択可能で、その場合は5,000円です。また、参加者にはコミック版『ザ・ゴール4』がプレゼントされる特典もあります。
イベントプログラムの詳細
1.
16:00〜16:30 リテールマネジメント研究会設立趣旨
「なぜリテールはITベンチャーを超える利益を生み出せるか」
-(講師: 岸良裕司, 『ザ・ゴール4』プロデューサー)
2.
16:30〜18:00 設立記念講演
『在庫管理の魔術コミック版』から学ぶ
笑顔があふれる現場を創り、利益を上げる秘訣
-(講師: 齊藤孝浩, ファッション流通コンサルタント)
3.
18:00〜20:00 ネットワーキングパーティー
-参加者同士の交流や情報交換
本研究会は、楽しい職場と効果的な経営を両立させるリテールの新たな挑戦を推進していく場です。今後も定期的に開催し、業界の成長に寄与する知識と経験を提供し続けます。
講師紹介
岸良裕司
Goldratt JapanのCEOである岸良裕司は、制約理論(TOC)に基づく経営改革に力を入れており、その成果は日本国内外で高く評価されています。彼の指導の下、組織は業務の効率を上げ、社員が充実感を得られる環境作りを実現しています。
齊藤孝浩
ファッション流通コンサルタントの齊藤は、過剰在庫を解消するための実践的な手法を多くの企業に提案してきました。彼の豊富な知識と経験は、業界に新しい風を吹き込むでしょう。
これから始まるリテールマネジメント研究会が、参加者にとって新たな成長の機会となることを期待しています。