3Dプリンターノズル新発売
2025-04-03 18:17:56

テクダイヤが誇る3Dプリント用ノズル「kaikaFIN」日米同時発売へ

テクダイヤが新たに開発した「kaikaFIN」ノズル



テクダイヤ株式会社が新たに開発した3Dプリンティング用ノズル「kaikaFIN」が、アメリカのスライスエンジニアリング社との共同で、日米同時に発売されることが決まりました。このノズルは、プロが認める究極の精密さを誇り、特に0.1mmという超微細な穴径を特徴としています。

技術の革新



「kaikaFIN」はテクダイヤの精密機械加工技術を駆使しており、特に注目すべき点はその内部形状の30度テーパー設計です。この設計により、材料の流動性が向上し、詰まりを防ぐことが可能となります。また、同心度20μmの加工技術により、積層面をなめらかに保つことができ、品質の高いプリントが実現されます。

プロフェッショナルな選択肢



「kaikaFIN」は、スライスエンジニアリング社のMakoホットエンドに対応します。アメリカでは0.1mmノズル、日本では0.1mmと0.4mmの二種が販売される予定で、特に高精度なプリントを求めるプロフェッショナルにとって、完璧な選択肢となるでしょう。

発表イベント



この新しいノズルは、2025年4月8日から10日まで開催される「RAPID+TCT」にて初めてお披露目されます。同時に、テクダイヤの公式オンラインショップおよびスライスエンジニアリング社のサイトにおいて、日米同時発売が開始されます。具体的なブース番号は2445で、訪問者はこの革新的な製品を体感できることでしょう。

Bambu Labとの連携



さらに、kaikaFINはBambu Lab社によって公認されたノズル交換が自由なホットエンドにも対応しています。これにより、ユーザーは簡単にノズルを交換し、0.1mmのプリンティングを実現することができます。スライスエンジニアリング社が提供するMakoホットエンドは、Bambu LabのX1およびP1シリーズに特化しており、これまでに多くのユーザーからの要望があった0.1mmノズルの使用がついに実現しました。

自由なカスタマイズ



kaikaFINの登場により、様々な材料やプリントサイズに応じた自由なノズルカスタマイズが可能となります。この柔軟性は、特に精密な造形を行いたいプロフェッショナルや、自分だけの仕上げを望むユーザーにとって大きな魅力となることでしょう。

販売の詳細



販売価格については、X1E対応のMakoホットエンドの場合、追加で1,000円が必要です。スライスエンジニアリング社からの購入については、別途送料が発生します。販売はテクダイヤの公式オンラインショップ(リンク)およびスライスエンジニアリング社のサイト(リンク)で行われます。販売開始は日本時間の正午からとなっております。

テクダイヤ株式会社について



1976年に設立されたテクダイヤ株式会社は、東京都港区に本社を置き、アメリカや中国、台湾にも営業所を展開しています。フィリピン・セブ島には製造工場を持ち、世界的に高いシェアを誇るディスペンサーノズルを手掛けています。また、2021年から販売を開始した「3Dプリンター用精密ノズル“kaika”」は、ホビーユースだけでなく、バイオマテリアル加工や航空宇宙、自動車産業など多くの領域で高評価を得ています。問い合わせ先は[email protected]、公式サイトはこちらです。

スライスエンジニアリング社について



アメリカ・フロリダ州に本社を持つスライスエンジニアリング社は、3Dプリンター用コンポーネントの専門メーカーです。彼らの製品は、高速印刷と優れた結果を実現し、厳しい要求に応える品質を誇ります。専門的なサポートチームがリアルタイムでの問題解決にも対応しており、大変信頼のおける存在です。問い合わせ先はPhillip Bergman([email protected])で、公式ウェブサイトはこちらです。

会社情報

会社名
テクダイヤ株式会社
住所
電話番号

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