別府市のタクシー広告
2020-12-29 10:00:02
別府市で新型コロナ対策をPRするタクシー広告「タブシェルジュAD」始動
別府市で新たなタクシー広告「タブシェルジュAD」が始動
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている観光業界において、安心・安全を訴求する取り組みが注目されています。大分県別府市では、タクシー内で新型コロナ対策を実施している店舗を紹介する広告「タブシェルジュAD」が始まりました。この広告は、タクシー乗客に向けて、地域の観光施設の安全性をPRするものです。
新しい広告手法の意義
初期広告協力事業者の一人である明礬岡本屋の若女将、岩瀬伸子さんはこの取り組みに関して、東京で見られるタクシー広告が別府で実施されることを画期的だと評価し、地域の施設が安全に利用できることを宣伝できることに感謝しています。コロナ禍での観光の在り方が見直される中、こういった新しい挑戦こそが地域復興のカギとなります。
さらに、海地獄の代表である千壽智明さんも、観光における交通の重要性を語っています。彼は、交通手段がアップデートされることで、観光がより活性化すると期待を寄せています。特に、インバウンド観光客が戻ってくることを見据え、他言語での情報発信ができることの意義についても言及し、この趣旨に強く賛同しています。
実施概要
この実証実験は、2020年12月29日から2021年3月31日までの予定で行われます。実施エリアは別府市内で、協力企業として第一交通株式会社、みなとタクシー株式会社、関汽タクシー株式会社、亀の井タクシー株式会社が参加しています。この取り組みは、行き交うタクシーの中で観光施設の安心・安全が強調され、観光産業の再生を目指しています。
また、「タブシェルジュ」は、タクシーを利用する観光客や地元住民に対して自社の施設や店舗のPRができる貴重な機会として、広告主も募集しています。これにより、地域のさまざまな施設の魅力がより多くの人に届くことが期待されます。
地域経済への影響
特に、Go Toキャンペーンにより観光地への訪問が増えることが予想される中、別府市は着地型観光を推進しています。観光施設や店舗の安全性を強調することで、訪れる観光客や住民が安心して楽しむことができる環境作りを目指しています。このような取り組みが、地域経済全体の消費の回復につながることを期待されているのです。
企業紹介
広告主の株式会社IDMは、立命館アジア太平洋大学を卒業したメンバーによって設立され、国際的なマーケティングプロモーションに力を注いできました。一方、株式会社ORSOは「ユーザー体験をデザインする会社」として、さまざまなデジタルサービスを提供しています。両社のコラボレーションにより、タクシーでの情報提供がより革新的なものになることが期待されています。
この新しい取り組みが別府市の観光業復興に向けた一助となることを、地域の人々が心から願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社IDM
- 住所
- 大分県別府市京町11-8APU PLAZA OITA 2階
- 電話番号
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