新電元工業のEV充電器と新たな連携サービス
新電元工業株式会社は、同社のEV充電器4シリーズと法人向けのEV充電モニタリングプラットフォーム「EMOVision」が連携を開始したと発表しました。この連携により、法人内でのEV充電の効率的な管理と運用が可能になります。
「EMOVision」は、充電に伴う電気使用量や費用を分析する機能を備えており、改善に向けた具体的な洞察を提供します。また、部署やドライバーごとにデータを集計できるため、組織全体の充電業務の可視化が可能となります。さらに、充電器の遠隔操作機能もあり、デマンドコントロールによって電気料金の節約を図ることができます。
種類豊富な充電器ラインナップ
新電元工業が提供する充電器シリーズには、以下のラインナップがあります:
- - 6kW普通充電器 PM-CS09シリーズ:設置場所を選ばない柔軟さが魅力。
- - 50kW急速充電器 SDQC2F50シリーズ:ビジネス向けの急速充電を実現。
- - 90kW急速充電器 SDQC2F90シリーズ:更なる充電効率を求める企業向け。
- - 150kW急速充電器 SDQC2F150シリーズ:大規模企業向けの高出力充電器。
これらの製品は、すべて自社設計・製造による高品質な公共インフラ仕様であり、国内での導入実績も10年以上にわたっており、安心して利用できます。
使いやすい機能とサポート体制
急速充電器は、すべて車いすユーザーに配慮したユニバーサルデザインが採用されています。加えて、全国に広がる102箇所のサポート拠点により、ユーザーは安心して利用できる環境が整っています。
「見せない普通充電器」は特に、設置の自由度が高く、コスト重視でもハイエンド施設のデザインに組み込むことが可能な製品です。また、通信中継器方式を使用することで、最大10台の充電器を1契約のLTE回線でOCPPサーバーに接続でき、効率的な運用が実現します。
複数機能の一括管理
「EMOVision」を利用すれば、充電器の一括管理が可能で、さまざまな機能を駆使して充電運用を効率化できます。
- - データのCSVダウンロード機能
- - 出力制御
- - 支店別の詳細な管理機能
- - 遠隔からのリセットやファームウェアアップデート
このように、新電元工業のEV充電器と「EMOVision」が連携することで、法人の充電業務は新たな次元へ進化します。企業は電力をより効率的に管理し、コスト削減や業務の最適化を目指すことができるでしょう。これからのEV充電設備運用において、このような革新が求められる時代に突入しています。
さらなる情報やお問い合わせ先
EV充電器の詳細については、新電元工業のマーケティング部販売促進課にお問い合わせしてください。また、EMOVisionに関する問い合わせは京セラみらいエンビジョン株式会社のウェブサイトから行えます。新たなサービスの導入を検討している企業にとって、この機会は見逃せません。