大林組のCO2管理
2026-09-15 10:41:13

大林組が国内全建設現場でのCO2排出量管理をAIで実現

大林組のCO2排出量管理の新たな取り組み



株式会社大林組は、国内全ての建設現場においてCO2排出量を一元管理するために、AIを利用したプラットフォーム「ASUENE(アスエネ)」を導入しました。この取り組みは、2050年のカーボンニュートラルを目指す長期ビジョン「Obayashi Sustainability Vision 2050」に基づいています。データの集約と分析を効率化し、持続可能な社会の構築に向けた新たなステップとなることでしょう。

背景



近年、建設業界における温室効果ガス排出量の管理が重要視されています。特に、工事現場では、その進捗状況や使用する燃料、電力が多数の要因により変動するため、これらを正確に計測することは容易ではありません。大林組は、こうした課題に対処するために、AI技術を用いた「ASUENE」の導入を決定しました。以前は、現場担当者が手動でデータを入力していたため、時間がかかり、データの分析も難しかったのです。

ASUENEの導入と活用



2022年10月から始まった試験導入は、その後の進展を経て、2026年4月には全ての建設現場に広がる予定です。「ASUENE」は、現場ごとの燃料や電力の使用量、CO2排出量を一元的に管理します。このプラットフォームの導入により、リアルタイムでのデータ分析と報告書の作成が可能となり、これまで年次で行っていた集計が随時行えるようになります。これにより、CO2排出量削減に向けた計画も的確に進めることができるようになります。

更に、ASUENEは自動取り込み機能も備えており、電力使用量データを供給地点番号を通じて自動で取り込む試行も開始しています。この機能は、今後の運用方法の検証に基づいて、段階的に拡大される見込みです。

今後の展望



ASUENEを用いることで、大林組は今後一層、排出量データの精度を高め、サプライチェーン全体とのデータ連携を進めるとのことです。これにより、各種情報開示基準にも対応し、国際的な環境基準を満たすことを目指します。また、国内外のグループ会社にもこれらの取り組みを広げ、全社的な環境データ管理基盤の構築を進めていく計画です。

アスエネは、多言語対応や多拠点でのデータ管理を実現することで、グローバル企業における排出量の把握と現場改善を両立させることを目指しています。これにより、経済的な合理性と環境への配慮が両立する社会の実現を目指しています。

今後も大林組とアスエネは連携を強化し、建設業界における環境データ管理の高度化と脱炭素経営の推進に尽力し、持続可能な社会の実現に向けて貢献することでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社大林組
住所
東京都港区港南2-15-2品川インターシティB棟
電話番号

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